
2025年6月18日(水)に放送された『機動戦士ガンダム ジークアクス(GQuuuuuuX)』第11話「アルファ殺したち」が、SNS上で爆発的な反響を呼んでいます。
これまでのシリーズとは異なるアプローチで“正史”と交錯しながら描かれてきたジークアクス。今回のエピソードでは、長年のガンダムファンをうならせる演出と、キャラクターたちの衝撃的な展開が連続し、まさに“伝説回”と呼ぶにふさわしい内容となりました。
本記事では、その注目ポイントと、ファンの熱い反応をご紹介します。
正史ガンダム登場&伝説の楽曲「BEYOND THE TIME」――ファン歓喜のサプライズ

まず大きな驚きとともに視聴者を圧倒したのは、初代『機動戦士ガンダム』の象徴的存在である「RX-78-2 ガンダム」が本編に登場したことです。
物語終盤、緊迫する戦闘の中で突如現れるその姿は、まさに“時を越えて”やってきたかのような存在感を放ちました。さらに、そこに流れ始めるのは、あの伝説的な挿入歌――TM NETWORK「BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて)」。
この楽曲は、1988年の映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』で主題歌として使われた名曲であり、今なおガンダムファンの間で語り継がれる“魂の曲”とも言える存在です。その不意の登場に、SNSは一気に沸騰。
「まさかここで流すとは…」
「ファンを泣かせに来てる」
「30年以上追ってきてよかった」
といった感動の声が溢れ、涙なしでは見られない“祝祭的瞬間”となりました。
シャア・アズナブルの正体がついに明かされる

物語の核に迫る展開も、第11話の魅力を大きく支えています。
これまで“シロウズ”という名で行動していた謎の人物が、ついにその正体を明かします。彼こそが、かのシャア・アズナブル。ガンダムシリーズの象徴的存在にして、最も人気のあるキャラクターの一人が、ジークアクスの物語に合流しました。
さらに彼がイオマグヌッソの開発現場に潜入していた真の理由も判明し、複雑に絡み合っていたプロットの一部がつながる瞬間でもありました。
SNS上では、
「やっぱりシャアだった!」
「オールバック姿もカッコいい」
と、その存在感とビジュアルの変化に驚きと歓喜の声が広がりました。新たな“赤い彗星”の伝説が、ここからまた刻まれようとしています。
マチュ・ニャアン・シュウジ――三者三様の覚悟と“やらかし王”ニャアンの悲痛な叫び

今回の物語は、激しい戦いや衝撃の正体判明だけでなく、キャラクターたちの内面描写でも多くの視聴者を引き込みました。
特に、マチュ・シュウジ・シャアという三者三様の覚悟が交錯する中、視聴者の心を大きく揺さぶったのが、ニャアンの行動でした。
前話の「イオマグヌッソ事件」で物議を醸したニャアンは、今作で完全に“やらかし王”として注目の的に。しかし、彼の暴走には“悲しみ”や“弱さ”といった背景があり、それを知った視聴者の間では単なる責任追及を超えた共感の波が広がりました。
彼が発した
「しょうがないじゃない!!」
という叫びは、視聴者の感情を激しく揺さぶり、SNSでも大きな反響を呼びました。
「ここまでやらかしたキャラ見たことない」
「でも、あの叫びは共感できる」
「やらかしの果てにある切なさや弱さがリアル」
といった声が寄せられ、単なる“問題児キャラ”ではなく、複雑な人間ドラマの中心にいる存在として、ニャアンは新たな評価を得つつあります。
“本物と偽物”というテーマが加熱――考察合戦も白熱

今話でもう一つ大きな軸となったのが、「本物と偽物」というテーマの深化です。
ジークアクスは、ガンダムシリーズの中でもメタ的な構造や多重世界の表現が特徴の一つ。本作の世界観と“正史”とされるガンダム世界との違いは、ファンの間で以前から議論の的でしたが、第11話ではそれが明確な対比として物語に組み込まれました。
登場人物たちはそれぞれの立場から「自分は何者か?」という問いに直面し、視聴者もまた、自分自身を重ねながら物語に入り込んでいきます。
哲学的な深みとシリーズへのリスペクトが合わさった構成が、多くのファンの心を掴んだのです。
SNSでの主な反応まとめ
ではここで、SNS上で特に注目された話題と代表的な声を整理します。
話題ポイント | SNSでの主な声例 |
---|---|
BEYOND THE TIME挿入 | まさかここで流すとは…(40代・男性) 鳥肌が止まらなかった(40代・女性) 30年以上追ってきてよかった(50代・男性) |
シャアの正体判明 | やっぱりシャアだったか!(30代・女性) オールバック姿もカッコいい(20代・女性) |
ニャアンの“やらかし” | やらかし王爆誕(10代・男性) これもう単なる悪役じゃない?(20代・女性) |
“本物と偽物”のテーマ | 自分は何者か?問い直される回だったね(40代・女性) 正史との交錯が熱すぎる(50代・男性) |
シリーズ愛・祝祭感 | 全ガンダムファン必見の神回(40代・女性) 原点回帰とアニバーサリー感が最高(40代・男性) |
まとめ――記憶に残る“祝祭回”、最終回へ期待高まる
『機動戦士ガンダム ジークアクス』第11話は、これまで積み上げてきた物語とガンダムという文化の記憶が交錯する、まさに“刻を越えた一話”でした。
ファンにとっては懐かしさと新鮮さが入り混じる贅沢な構成であり、シリーズ愛と深いテーマ性が共鳴した“祝祭回”として記憶に残ることは間違いありません。
SNSでは「神回」「伝説回」と称され、今後迎える最終回に向けて、さらなる熱狂と考察が加速しています。
破壊と再生、本物とは何か――。
『ガンダム』が問い続けてきた永遠のテーマが、解き明かされようとしています。
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