今回は、アニメ「謎解きはディナーの後で」第8話について、良かった所や見どころ、そして個人的な感想について紹介していきます。

アニメ「謎解きはディナーの後で」第8話のあらすじ
画家・松下慶⼭の事件を追う麗⼦と影⼭。慶⼭が最期に指し⽰した壁画に、影⼭は密室の謎を解く鍵を⾒出す。この世に完全な密室などございませんという彼の⾔葉通り、密室だと思われた部屋に隠し通路を⾒つけ出す。通路を進んだ先には、ナイフを振りかざす謎の⼥?! 混乱の中、退路を断たれた麗⼦は特殊警棒を⼿に⽴ち上がる。⼥はなぜ狂気に陥ったのか? 密室に隠されたものと慶⼭の遺志とは?
アニメ「謎解きはディナーの後で」第8話放送後のSNSの反応について
アニメ「謎解きはディナーの後で」第8話をみた個人的な感想
ここからは、アニメ「謎解きはディナーの後で」第8話をみた個人的な感想について紹介していきます。
密室の真相は・・・隠し通路だった...
画家の松下慶山が殺されたアトリエ。
外部からの侵入が不可能と見られていた事件に対して影山は迷うことなくこう言い切ります。
「この世には完全な密室な部屋など存在しません」と...
慶山が残した壁画がトリックのヒントに!
執事の影山が今回の密室殺人の事件のトリックに注目したのが、慶山が死の直前に向けられた一枚の壁画です。
その絵には、「密室に見せつけるための巧妙な鍵」が仕掛けられていました。
執事の影山の分析によって壁画の一部が「隠し通路」の入り口であることが発見されます。

この世に「完全な密室は存在しない」と影山が導いた答え
第8話で、隠し通路の存在が明らかとなり、犯人は「密室の演出していた」事が影山の分析によって判明されます。
被害者が残した最後のメッセージは、「自らの死によってトリックを暴こうとした行動だったのです」と影山は分析したのです。
この事件で再確認されたのが、影山の観察力と論理力が導く唯一無二の推理です。
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退路を断たれた麗子、謎の女と直接対決!
隠し通路のトリックが明らかとなった執事の影山と麗子はその通路に入ることになります。
その隠し通路の奥の部屋で麗子と影山は、刀を持った謎の女と遭遇します。
その場で、謎の女が急に襲いかかりとっさに執事の影山が懐から警棒をとりだし応戦します。
麗子も一緒に反撃します。ですが仲間の影山に反撃をしてしまい事態は最悪の方に陥ります。
仲間を反撃してしまった麗子、絶体絶命の危機!!
隠し通路で遭遇した、刀を持った謎の女と対峙します。ですがそこで悲劇が起きてしまいます。
その悲劇とは、応戦中の影山を麗子が付き飛ばしたことでした。
それで麗子がパニックになってしまっている中、謎の刀を持った女が麗子に刀を振りかざし殺そうとします。
殺されそうになった時、麗子は影山に庇われて危機を回避しました。

麗子!刀を振り回す謎の女を一瞬で制圧!!
身近な仲間がやられたことで、麗子にもスイッチが入ります。
付き飛ばした影山が使用していた警棒を拾い刀を振り回す謎の女と対峙します。
仲間がやられたせいか麗子は謎の女を一瞬で制圧します。
庇ってくれた影山に申し訳なく近づくと影山は後ろからひょっこりと現れます。
庇ってくれた人が影山ではなかったことが明らかになり誰が庇ったのかという論争が視聴者の間で話題となりました。

では麗子を庇った人は誰だったのか?
では、麗子を庇った人は誰だったのか?
庇った人が映し出されるとそこには見覚えのある顔がありました。
その見覚えのある顔はなんと風祭警部でした。
視聴者の間で「まさかの風祭けいうだったのか!」や「風祭警部かっけぇ~」などの声が見られました。

ナイフを振りかざす女の正体と狂気に狂っている理由とは?
謎の女の正体は、慶山のかつてはモデルであり、執着と愛憎が動機となって凶行に及んでいました。
慶山に裏切られたと感じた彼女は、「作品にされることで自分の存在が慶山に認められる」と妄信しました。
その歪んだ感情が、密室殺人という極端な選択へと彼女を駆り立てたのです。
麗子の冷静な対応と特殊警備による応戦シーン
退路を断たれた麗子は咄嗟に特殊警棒を取り出し、冷静かつ的確な防御行動を取ります。
戦闘シーンは短いながらも見ごたえがあり、推理とリアクションが融合した演出となっています。
最終的に影山の復活にて謎の刀を振り回す女性は取り抑えられ、事件は収束に向かいます。
殺人事件が起きた理由とはなんだったのか?
では、なぜこのような事件がおきてしまったのか第8話の後半で明らかとなりました。
その理由とは、徳川埋蔵金の取り分の理由でした。
慶山は内密に小判を入手していました。しかし慶山は徳川埋蔵金を世間に知られることを拒んでいました。
そんな時に、慶山の元モデルとして活動していた笹野祥子は口止め料として「埋蔵金をよこせ」と慶山を脅していたのです。
慶山は仕方なくそのような話で納得をしていたのだが、彼女は物欲しさの要求があまりにも強すぎたことで要件を勝手に変更したことで慶山が怒りに怒りトラブルになってしまい。このような事件が起きたのです。
事件の動機と心の中の闇について
犯人の動機は、本物の徳川埋蔵金欲しさの強烈な欲求からおきた事件でした。
しかしそれは、本物の徳川埋蔵金の名の物欲と、慶山の曖昧な態度が引き起こした悲劇でもあったのです。
麗子と影山は、事件の解決と同時に、人の心の迷宮に足を踏み入れたんです。
このエピソードは、人の中にある闇を描いた考え深い話でした。
密室トリック×狂気の動機 影山が導く事件の真実
「完全な密室など存在しない」、この一言が象徴する通り、真実は必ずどこかに現れます。
隠し通路という物理的なトリックだけでなく、人の心の闇に迫る描写も本エピソードの魅力でした。

「密室は存在しない」その言葉が導く結末!!
視聴者は最後まで、影山の推理に導かれ、事件の真相と人間の本質に触れることになります。
密室ミステリーファンにも満足度の高い、シリーズの中でも屈指の完成度を誇る回となりました。
アニメ「謎解きはディナーの後で」第8話:まとめ
今回は、アニメ「謎解きはディナーの後で」第8話について感じたところや見どころなどについて紹介させて頂きました!
第8話「完全な密室などございません File 2」は、密室殺人事件のトリック解明と、狂気に満ちた犯人の心理描写がリアルに描かれた回でした。
第8話の回でも、影山の冷静かつ論理的な推理が、事件の解決に導いていく様子は、まさにディナーのあとでの真骨頂です。
単なるミステリーに留まらず、現代の問題にも鋭く切り込み視聴者を考えさせてくれる本作の魅力が存分に発揮されており面白いアニメと感じました
そして人の軽率な要望や行動がどれほどの傷を残すかを考えさせられる、意義深いエピソードとなっています。
今後も多彩な事件とトリック、そしてキャラクターたちの掛け合いを通して、さらに多くのファンを惹きつけていくことが期待されます。
次回第9話もお楽しみに!!
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