映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』公開!描き下ろしイラスト&ベネチア舞台裏を大公開!

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2025年5月23日(金)、荒木飛呂彦氏原作の大人気スピンオフ作品『岸辺露伴は動かない 懺悔室』がいよいよ劇場公開されます。

邦画初となる全編ヴェネツィアロケで撮影されたこの作品では、高橋一生氏演じる岸辺露伴が「幸せの絶頂の時に”絶望”を味わう」という奇妙な呪いに挑みます。

公開を記念して原作者・荒木飛呂彦氏による描き下ろしイラストカードの配布や特別座談会動画の公開も決定。水の都を舞台にした極上のサスペンス映画の全貌に迫ります。

  1. 映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』とは?
    1. ジョジョスピンオフの人気シリーズ
    2. 高橋一生氏主演の実写ドラマから映画へ
    3. 今回の「懺悔室」はシリーズ屈指の人気エピソード
    4. ベネチアを舞台にした全編ロケ撮影の挑戦
  2. 映画のあらすじと注目ポイント
    1. ヘブンズ・ドアーで暴かれる”懺悔”の真実
    2. 水の都ベネチアで展開される心理戦
    3. キャストの熱演と撮影エピソードも話題
  3. 豪華キャスト&スタッフによる特別座談会も公開
    1. 「心をヘブンズ・ドアー企画」動画の見どころ
    2. 高橋一生氏が語る”静かに興奮した”ベネチアロケ
    3. キャストの素顔や舞台裏エピソード満載
  4. 入場者特典は荒木飛呂彦氏の描き下ろしイラストカード!
    1. ジャパンプレミアで高橋一生が贈られた特別なイラスト
    2. ゴンドラに運ばれる露伴が描かれたB6カード
    3. 全国の上映劇場で数量限定配布、なくなり次第終了
  5. 原作・実写ファンの間で注目の理由
    1. “動かない露伴”が”動かされる”衝撃展開
    2. 実写ドラマシリーズからのファンにも刺さる演出
  6. 公開日・上映情報まとめ(いつから?どこで?)
    1. 公開日:2025年5月23日(金)
    2. 全国の劇場で上映開始
    3. 特典カードは1人1枚、先着順で配布
  7. まとめ|”懺悔”の真実に迫る、露伴ファン必見の一作
  8. 参考情報|映画公式リンク・座談会動画はこちら

映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』とは?

独特の世界観と緻密なストーリーで、多くのファンを魅了し続けてきた『岸辺露伴は動かない』シリーズ。
その中でも特に印象的なエピソードが、圧巻の映像美とともに映画として再構築されました。
この項目では、映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』の原作背景実写化の経緯、物語の内容、そしてロケ地の魅力について紹介します。

ジョジョスピンオフの人気シリーズ

『岸辺露伴は動かない』は、シリーズ累計発行部数1億2千万部を超える荒木飛呂彦氏の大ヒット漫画『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフ作品です。

主人公の岸辺露伴は、「ジョジョの奇妙な冒険」第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場する人気漫画家で、人の心や記憶を本にして読むことができる特殊能力「ヘブンズ・ドアー」の使い手です。

荒木飛呂彦氏によれば、このシリーズの始まりは1997年に発表された『懺悔室』だったとのこと。
当初は「スピンオフ・外伝は絶対禁止」という編集部の条件があったものの、「狂言回しとしてのキャラクターがいないと話がしっくり来ない」という理由から、岸辺露伴を登場させたといいます。

高橋一生氏主演の実写ドラマから映画へ

本作は、2020年から始まったNHKの人気実写ドラマシリーズを経て製作された映画第2弾目にあたります。

2020年12月に放送されたドラマ第1期は、第58回ギャラクシー賞奨励賞を受賞するなど高い評価を受け、2024年現在までに第4期まで制作されています。

2023年には劇場版第1作『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が公開され、シリーズは着実にファン層を広げてきました。
岸辺露伴を演じる高橋一生氏は、「これだけ長い時間を一つの役と生きられることは、俳優として貴重な体験ですし、幸運に感じています」と語っています。

今回の「懺悔室」はシリーズ屈指の人気エピソード

今回映画化される「懺悔室」は、『岸辺露伴は動かないシリーズ』の記念すべき第1作目のエピソードです。

1997年に『週刊少年ジャンプ』で発表されて以来、ファンの間で高い人気を誇り、2017年にはOVAにも採用されるなど、非常に印象的な物語として知られています。

物語は、怪我のため連載を一時中断していた岸辺露伴がイタリアへ旅行に出かけ、取材中に偶然『懺悔室』に入ってしまったことで、ある男の恐ろしい告白を聞くことになるという内容です。

ベネチアを舞台にした全編ロケ撮影の挑戦

本作の大きな特徴は、邦画としては初めて全編がヴェネツィアで撮影されたことです。
水の都:ヴェネツィアの名所をふんだんに活用し、サン・マルコ広場サン・ロッコ教会、そして原作にも登場するサンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ広場など、観光スポットとしても名高い場所が映し出されます。

高橋一生氏は「原作の原点に、幸運なことに原作通り、全編イタリアのヴェネツィアで撮影しました」と述べ、「イタリアの陽気で真摯な素晴らしいスタッフが加わり、また新たな岸辺露伴の世界を作れたのではないか」と、撮影の手応えを語っています。

映画のあらすじと注目ポイント

緊迫感のあるストーリーと、圧倒的な映像美が融合した『懺悔室』。
物語の核心に迫る“呪い”と“幸福”のテーマは、多くの観客の心を揺さぶります。
この項目では、映画のあらすじとともに、物語の見どころキャスト陣の熱演について紹介します。

ヘブンズ・ドアーで暴かれる”懺悔”の真実

漫画家・岸辺露伴は、ヴェネツィアの教会で仮面を被った男の恐ろしい懺悔を聞くことになります。
その内容は、誤って浮浪者を殺してしまったことによってかけられた、「幸せの絶頂の時に“絶望”を味わう」という呪いの告白でした。

幸福から逃れるように生きてきたその男は、ある日、無邪気に遊ぶ娘を見て「心からの幸せ」を感じてしまいます。
その瞬間、死んだはずの浮浪者が現れ、「ポップコーンを使った試練」に挑むことになります。
ポップコーンを投げて3回連続で口にキャッチできたら呪いは消える。しかし失敗したら最大の絶望を受け入れろ…」という条件が提示されるのです。

水の都ベネチアで展開される心理戦

奇妙な告白にのめり込んだ露伴は、自身の特殊能力「ヘブンズ・ドアー」を使い、相手の記憶を読み取ろうとします。
しかし、その行動が予想外の結果を招き、やがて彼自身にも「幸福になる呪い」が降りかかっていることに気づくのです。

水の都ヴェネツィアという幻想的で美しい風景を舞台に、呪いと幸福の間で揺れる心理戦が繰り広げられます。

キャストの熱演と撮影エピソードも話題

本作では、岸辺露伴役の高橋一生、担当編集者・泉京花役の飯豊まりえといったレギュラー陣に加え、井浦新、玉城ティナ、戸次重幸、大東駿介らが新たに参加しています。

井浦新氏は田宮役で出演し、「小学生の頃から読み続けている荒木飛呂彦先生の作品群。今の自分を形成する上で様々な影響と学びを受けて育ち、今も愛読し続けている特別なもの」と熱い思いを語っています。

また、玉城ティナ氏はマリア役を演じ、ヴェネツィアでの撮影を通じて「家族の意味を改めて考え直し、自分なりの答えを見つけることができました」と撮影を振り返っています4。

豪華キャスト&スタッフによる特別座談会も公開

映画公開を記念して、制作の裏側やキャストの素顔が垣間見えるスペシャルコンテンツが登場。
ファンにはたまらない“ここだけの話”が詰まった座談会動画が注目を集めています。

この項目では、座談会動画「キャスト&スタッフの心をヘブンズ・ドアー企画」の見どころや、撮影の裏話、キャスト陣の素顔を紹介します。

「心をヘブンズ・ドアー企画」動画の見どころ

映画の公開を記念して、キャスト&スタッフ総勢6名による特別座談会動画キャスト&スタッフの心をヘブンズ・ドアー企画」がYouTubeで公開されました。

この座談会には高橋一生氏(岸辺露伴役)、飯豊まりえ氏(泉京香役)、玉城ティナ氏(マリア役)、大東駿介氏(水尾役)、井浦新氏(田宮役)、そして渡辺一貴監督が参加しています。

座談会では、ヴェネツィアでのロケ撮影の裏側や、事前に公式SNSで募集された懺悔したいこと」などをテーマにトークが展開されており、撮影の舞台裏参加者の素顔を垣間見ることができる貴重な映像となっています。

高橋一生氏が語る”静かに興奮した”ベネチアロケ

座談会の中で高橋一生氏は、オフの日に「ジョジョゆかりの地」を巡っていたというエピソードを披露しています。

道行くところ全てジョジョに縁のある場所だったりするので、あまり興奮を表に出さないように静かに興奮していました」と彼は明かしています。

このコメントからも、原作への敬意撮影地での充実した時間を過ごしたことが伝わってきます。また、イタリアという海外での撮影という挑戦についても、キャストそれぞれが自分なりの楽しみ方をしていたようです。

キャストの素顔や舞台裏エピソード満載

座談会ではさまざまな舞台裏エピソードが明かされています。

特に大東駿介氏と井浦新氏は、撮影が終わった後に二人で夜な夜なイタリアが舞台のアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」を鑑賞していたことを告白し、「日中は『岸辺露伴』の世界に居て、部屋に戻れば『5部』のアニメを見て、本当に贅沢な時間でした!」と熱量たっぷりに語っていました。

井浦新氏も「早朝まだ誰もいない路地を歩いて支度場へ向かい、舟に乗り現場へ渡り、岸辺露伴の世界に生きる。それをひたすら繰り返し暮らしながら撮影した日々は、全てが大切な心の風景として刻まれています」と、ヴェネツィアでの撮影体験を感慨深く振り返っています。

入場者特典は荒木飛呂彦氏の描き下ろしイラストカード!

映画公開を記念して、原作ファン垂涎の限定グッズが登場。
荒木飛呂彦氏の描き下ろしによる特別なイラストが、観客だけに贈られます。

この項目では、入場者特典の内容イラストに込められた意味配布方法などを詳しく紹介します。

ジャパンプレミアで高橋一生が贈られた特別なイラスト

映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』の公開を記念して、入場者プレゼントとして原作者・荒木飛呂彦氏による描きおろしイラストカード5月23日から配布されることが決定しました。

このイラストは、先日行われたジャパンプレミアで主演の高橋一生氏に贈られたもので、非常に貴重な一枚となっています。高橋一生氏もこのサプライズに大歓喜し、涙しており、原作ファンのみならず高橋一生ファンにとっても見逃せないプレゼントとなっています。

ゴンドラに運ばれる露伴が描かれたB6カード

B6サイズのカードにプリントされているイラストには、原作では「懺悔室」から”動かない”露伴が、映画のロケ地である水の都:ヴェネツィアを象徴するゴンドラに運ばれる様子が描かれています。

このデザインは作品タイトルの「動かない」露伴が、皮肉にもゴンドラによって「動かされる」という遊び心溢れる一枚になっています。
荒木飛呂彦氏の独特のタッチで描かれた露伴ヴェネツィアの風景は、作品の世界観を存分に表現しており、ファンにとって垂涎の一枚となることでしょう。

全国の上映劇場で数量限定配布、なくなり次第終了

この特典は5月23日の公開日から全国の上映劇場で配布されますが、数量限定となっており、配布期間内でも無くなり次第終了となります。

映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』を観賞した方1人につき1枚のプレゼントとなっています。
また特典は非売品であり、転売や内容の複写・複製などの行為は一切禁止されていますので、ご注意ください。

岸辺露伴ファンや荒木飛呂彦ファンにとって貴重なアイテムになることは間違いなく、早めの鑑賞がおすすめです。

原作・実写ファンの間で注目の理由

映画『懺悔室』は、原作の魅力と実写ドラマの積み重ねを融合させた意欲作です。
原作ファン・実写ファンそれぞれの心に刺さる演出と仕掛けが随所に散りばめられています。

この項目では、映画が注目される理由として「物語構造の変化」「原作再現度」「実写ドラマとの繋がり」に焦点を当てて紹介します。

“動かない露伴”が”動かされる”衝撃展開

原作では「取材見聞録」「体験談」「取材先で体験した恐怖のエピソード」などとして紹介されている『岸辺露伴は動かない』シリーズですが、映画版では原作にはないオリジナル展開も含まれているようです。

特に「懺悔室」エピソードでは、原作では単なる傍観者として話を聞くだけだった露伴が、映画では当事者となって呪いと対決するという構図にまで発展していくとのこと。

タイトルの「動かない」は「露伴は主人公ではなく、あくまで物語のナビゲーターである」という意味だとされていますが、映画ではその設定をあえて覆す展開が用意されているようです。

実写ドラマシリーズからのファンにも刺さる演出

2020年から始まったNHKの実写ドラマシリーズのファンにとっても、本作は見逃せない一作となっています。

高橋一生氏が「これまでご一緒してきたスタッフに加え、イタリアの陽気で真摯な素晴らしいスタッフが加わり、また新たな岸辺露伴の世界を作れた」と語るように、ドラマで培ったチームワークに新たな風を加えた作品となっているようです。

また、「定めていない原作世界の時系列が、生身の人間の僕が演じさせていただく岸辺露伴の世界では、一つに繋がっていきます」と述べており、ドラマシリーズからの連続性や繋がりも重視されていることが分かります。

公開日・上映情報まとめ(いつから?どこで?)

話題の映画『懺悔室』はいよいよ劇場公開間近。
公開日上映劇場入場特典の詳細までしっかりチェックしておきましょう。

公開日:2025年5月23日(金)

映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、2025年5月23日(金)より全国の劇場で公開されます。上映時間は110分、映倫区分はGとなっています。

全国の劇場で上映開始

本作は全国の主要映画館で上映される予定です。

公式サイトやTOHOシネマズなどの映画館公式サイトで最新の上映スケジュールを確認することができます。

特典カードは1人1枚、先着順で配布

荒木飛呂彦描きおろしイラストカード(B6サイズ)は、5月23日(金)より映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室上映館にて本作観賞のお客様1人につき1枚プレゼントされます。

ただし、劇場により数に限りがあり、配布期間内でも無くなり次第終了となりますので、早めの鑑賞をおすすめします。

まとめ|”懺悔”の真実に迫る、露伴ファン必見の一作

この記事では、映画『岸辺露伴は動かない 懺悔室』の魅力見どころ上映情報について紹介しました。

荒木飛呂彦氏原作のスピンオフ作品の原点とも言える「懺悔室」エピソードを、邦画初となる全編ヴェネツィアロケで映像化した本作は、まさに意欲作です。

高橋一生氏演じる岸辺露伴が、幸福と絶望が交錯する不思議な呪いの世界へと踏み込む展開は、原作ファンはもちろん、これまでのドラマシリーズを追ってきたファンにとっても見逃せない内容となっています。

特に映画版では、原作にはないオリジナル要素も加えられ、露伴自身が物語の当事者となって呪いと対決するというスリリングな構成が新たな魅力です。

さらに、公開を記念して配布される荒木飛呂彦氏描きおろしイラストカードや、キャスト&スタッフによる特別座談会動画など、ファンにとって嬉しい企画も充実しています。

2025年5月23日の劇場公開を楽しみにしつつ、改めて原作を読み返したり、ドラマシリーズを見返したりして、岸辺露伴の世界にじっくり浸る時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

参考情報|映画公式リンク・座談会動画はこちら

映画公式サイト
https://kishiberohan-movie.asmik-ace.co.jp/
特別座談会動画:キャスト&スタッフの心をヘブンズ・ドアー企画(YouTubeで公開中)
https://www.youtube.com/watch?v=aj3iNZFyRKU

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