昔にジャンプ+で連載されていた作品である『タコピーの原罪』。
衝撃的な内容に多くの読者が騒然とした事で有名となり、アニメ化された事でまた人気が再燃したのです。
そんな『タコピーの原罪』には主要人物の一人であり、キーマンでもあるタコピーが登場します。
明らかに人間ではないタコピーですが、どんな存在なのか気になる人はいる事でしょう。
彼が使うハッピー道具についてや最終的にどうなったかも興味がある事だと思います。
なので今回は『タコピーの原罪』のタコピーとは何者なのか、ハッピー道具についてや最終的にどうなったのかについて解説していきますね。
タコピーの原罪タコピーとは何者なのか?

まずはタコピーが何者なのかを紹介していきます。
果たして、一体何者なのでしょうか!?
ハッピー星からきた宇宙人
アニメ「タコピーの原罪」を見ながら家族で夕飯を食べる和やかな一家団欒のひととき pic.twitter.com/WYDoiYZK94— のり@家族を守るお金のブログ (@noriyusaku1128) August 11, 2025
結論から申し上げますと、タコピーはハッピー星からやってきた宇宙人です。
まるでタコの形をした存在なので、あからさまに宇宙人と言える外見でしょう。
性格は明るいのですが、地球人のことをよく知らないので、作中で色々やらかしてしまっていました。
恐らく性格とかに関しては全てのハッピー星人共通の可能性があり、宇宙人なので地球人について知識不足なのは致し方ところ。
感情とか食事等地球人と同じところはあるものの、人を始末したりいじめたりする概念はハッピー星にはありません。
一応喧嘩という概念は知っている様子なので、もしそうなった場合は話し合いで終わらせます。
概念の問題があるのと、出会ったのがいじめられていたしずかだったことから、うまくかみ合わなかったのかなと思ってしまいますね。
しずかのために頑張る
タコピーは危うく死にかけたところをしずかに助けられ、彼女を幸せにしようと活動。
ただ上記でも述べましたように性格によるもの、人間とハッピー星人の考え方の相違等で何とかしようにもうまくいかなかったのです。
それでも一度決めたことは最後までやり遂げようとして奮闘していたので、義理堅いと言えますね。
これで考え方とかがかみ合っていれば、誰も犠牲を出さずに幸せにできた事でしょう。
ハッピー道具について

次はタコピーが使っているハッピー道具についてまとめてみました。
ルールとしてハッピー星人が見ている範囲で使わないといけない、他の者達に道具を使わせてはいけないと言うルールが存在。
詳細はご覧の通りです。
- パタパタつばさ
リングに翼がついている道具であり、空を飛ぶことが可能なので所謂タケコプターみたいなものと言えるでしょう。
ただしずかは興味なく、直樹が使いましたが重すぎて使えない事から、小学生以下の子供とか小さな物しか運べない可能性が大。 - ハッピーカメラ
表向きはカメラですが写真を撮って、一枚だけ写真を保存して読み込めるので、それを使えば実質過去に飛べることが出来ます。
ハッピー道具の代表と言えるものであり、しずかを救うのにまりなを殴った時に使用不可能に。 - 仲直りリボン
普通のリボンのように見えますが伸ばせる長さは無限大であり、案外頑丈にできています。
使い道としては小指同士に繋げる事で、喧嘩した相手を和解できる事。
ただ作中ではしずかが自らの命を絶つときに使用しました。 - 花ピン
普通の花柄のピンのように見えますが、頭に刺すことで周囲にはハッピー花としか認識されなくなるのです。
タコピーを連れて行ったりする時によく使用しています。 - へんしんパレット
何でもいいから対象の体の一部を取り込んでパレットのボタンを押せば、その対象に変身できるのです。
作中ではタコピーが成りすましのために女性陣に変身。 - 思い出ボックス
中に入れたものを入れた時間のまま維持させられる道具であり、いわゆるコールドスリープが可能なカプセルと言う事でしょう。
大きさも変幻自在であり、どんなものでも入れる事が可能です。
一応思い出のものを入れたりするのが本当の使い方ではありますが、作中ではまりなの死体の隠ぺいに使用。 - 大ハッピー時計
この道具はハッピー星だけ存在しているものであり、時間旅行が可能です。 - 土星ウサギのボールペン
土星に住んでいるウサギの泣き声がするという点以外では、普通のボールペンとなっています。
最終的にどうなったのか?

次はタコピーが最終的にどんな運命をたどってしまうのかを解説していきますね。
一体どんな運命をたどってしまうのか!?
自らを犠牲に消滅
アニメ『タコピーの原罪』(全6話)観了。人の生き方は誰も教えてくれない。下げて上げてを繰り返しハッピー風エンドを迎えた。
原作は途中でギブアップした。アニメの方は何度か吐きそうになりながら完走。原作にせまる、感情移入させる作画がすごかった。5話の特別OPも良かった。 https://t.co/jsf1NUOmPn pic.twitter.com/lDsPZhO7jg— 坂間傘 (@sakamakasa2) August 7, 2025
結論から申し上げますと、自らを犠牲に消滅してしまいます。
しずかとの出会いがすべての始まりのように見えましたが、実は最初に出会った人間はしずかをいじめていたまりなでしかも彼女が高校生の時。
まりなは直樹と付き合っていましたが、しずかが転校してきてから直樹は彼女に熱を上げてしまい、まりなはその事で母親ともめてカッとなって始末したのです。
そしてしずかへの殺意を口にしたので、タコピーは自らの記憶を犠牲にして過去に飛んで、やがて記憶を思い出すと壊れたハッピーカメラを自らの力で修復。
それ故に自らの命と犠牲に、しずかを過去へと送ったのです。
しずかとまりなの心の中に残っている
そしてしずかはまたまりなにいじめられていましたが、彼女が手にしていたタコピーの絵を目にして、これまで封じ込まれていた記憶が復活。
それをきっかけに2人は喧嘩をやめるとともに、お互いの家庭環境に皮肉を言えるくらい仲が良くなったのです。
2人がこうして笑い会えていると言う事はタコピーの存在が2人の心の中に残っていると言えるでしょう。
そうでなければ、記憶を取り戻すまでいじめいじめられていた2人が仲良くなるなんてありえません。
最初は何とか幸せにしようと空回り、裏目に出てしまうなど散々な出来事を引き起こしてしまったタコピー。
ただハッピーにしたかった2人を一応ハッピーにしたので、万々歳と言えると思いますね。
まとめ

今回は『タコピーの原罪』のタコピーとは何者なのか、ハッピー道具についてや最終的にどうなったのかについて解説していきました。
何だかんだありながらも最終的には苦しんでいた人達を幸せへと導くことが出来たタコピー。
結果的によかったと言えるのですが、やはり他の人の元の方が消滅することなく幸せになるのを見届けられたんじゃないでしょうか。
しかし選んだ2人が幸せになれたから、タコピーにとっては役目を果たしたともいえるのでしょう。
以上で今回は『タコピーの原罪』のタコピーとは何者なのか、ハッピー道具についてや最終的にどうなったのかについての解説は終了です。
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