今回は、アニメ「片田舎のおっさん剣聖になる」第1話についてのあらすじと個人的な感想について紹介していきます。
あらすじ
片田舎の剣術師範として平凡にくらすベリルのもとに、かつての教え子アリューシュアが現れた。
いまや、王国騎士団長にまで登り詰めているアリューシュアは、ベリルを騎士団の特別指南役に推挙したと告げる。
戸惑いつつも役目を引き受けたベリル。しかし事の次第に懸念を抱く副団長ヘンブリッツが、ベリルに勝負を迫る。
アニメ放送後のSNSの反応
アニメ「片田舎のおっさん剣聖になる」の第1話をみた感想
ここからは、実際に見て個人的に面白かった!良かったと思うところについて紹介していきます!
ベリルの剣技!初戦の戦いで年の差を見せる!!
模擬戦で対戦相手となった副団長ヘンブリッツは、ベリルを田舎者扱いして挑発します。
しかし、その結末は想像の斜め上を行くもとなりました。熟練の読みと無駄のない動きで、一切の派手な魔法や技術を使わずに、格の違いを一瞬で見せつけたんです。
「ベリルはもう一段階上の強さにいる」という強気の印象を与えたこの演出は、まさに年の功が物を言う構成になりました!!
ベリル本人はあくまで控えめで、「片田舎のおっさんだから」と自己評価が低いのも彼の魅力です。

弟子に慕われすぎ問題勃発?アリューシア&スレナのヒロインバトル
第1話で早々火花を散らす2人の女性陣、アリューシアとスレナ。
2人ともにベリルの元弟子であり、彼を深く慕っている様子が描かれています。
ツンデレ騎士団長とクール系従者の(恋?)バトルは、もう1話から修羅場の気配が漂っています。
アリューシアは「先生にふさわしい舞台を用意しました!」と全力でベリルをバックアップ。
片方でスレナは「私の方が適任」と強気発言を連発!。ヒロイン争奪戦の幕開けとしては十分すぎる演出となっています。
このままいくとハーレムルート不可避では?と視聴者の間で話題になりました。

師匠というよりモテ男?おっさん無双の始まりに期待が高まる!
主人公のベリルは弟子たちに慕われ、騎士団でも注目の的です。
そんな中でベリルはあくまで控えめで「おっさんだから」と繰り返しますが、その姿が逆に視聴者の心をつかんで離しません。
モテないけど実はモテてるおじさん像が、今作のもうひとつの魅力とも言えるでしょう。
「おっさんが輝く物語、ここに爆誕」という声も上がる中、まだまだ序盤とは思えないほどの盛り上がりを見せています。今後の展開によっては、おっさん系アニメの新たな象徴になる日がくるかもしれません(笑)
ヘンブリッツ戦があっさり?演出の違いとその狙いとは
原作や漫画版では、ヘンブリッツとの模擬戦は「これぞ剣聖!」と唸る濃厚なバトルとして描かれています。
しかしアニメ版では、ややあっさり気味な展開となり、「もう一声欲しい」という声も多く聞かれました。
ただ、その代わりとなるのがカメラワークと空気感の演出です。
一見地味でも本当に強い者の戦いを描くことに重きを置いた演出と捉えれば、これはこれで味がある作りと言えます。
今後の本格バトルに向けて、あえて力を温存しているのかもしれないですね

作画と演出はどうだった?ベリルの剣筋とカメラワークに注目!
「片田舎のおっさん、剣聖になる」第1話では、アクションに特化した派手なバトルというよりも、渋さとリアリズムを意識した演出が際立っていました。
作画の方向性やカメラワークには明確なこだわりが強く感じられ、「無双もの」としての爽快感とは一線を画していました。
本作の世界観と主人公・ベリルのキャラ性にマッチした丁寧な作りとなっており、アクション重視作品とはまた違った見どころが詰まっていました。
作画は少し硬めだが、動きの緩急で魅せる構成
作画に関しては、キャラの輪郭や線の多さからか「もっさりして見える」との声も一部でありましたが、それは意図的な重みの演出とも読みとれます。
中年剣士であるベリルの戦い方に相応しい、重厚なアニメーションスタイルとも言えるでしょう。
終盤の模擬戦では一転して動きにキレが加わり、緩急の演出で緊張感を高めていました。
派手さよりも技の説得力を大事にしているのが伝わります。あえて動きを抑えることで、決め所にインパクトを持たせる巧みな構成が個人的に良かったです。
演出はリアル寄り!地味だが渋くキマるバトル描写!!
バトル演出はあくまでリアリズム重視。剣劇にありがちなエフェクト多用や誇張された動きではなく、緻密な動きと間合いの駆け引きで見せる地に足のついた剣技が印象的でした。
原作ファンからすると物足りなさを感じる部分もあったかもしれませんが、「おっさん剣士だからこそできる戦い方」が再現されていたと言えます。これから激化するであろう戦闘に向けて、序盤の静の魅力が今後活きてくると感じました。
「声がサンジ」「恋は雨上がりのようにの店長再来」平田広明の好演
主人公ベリル役には、ベテラン声優・平田広明さんがキャスティングされており、その渋みあるボイスにSNSは大盛り上がり。「まるでタイバニの虎徹」「どこか懐かしい安心感」との声もあり、おっさん役のプロフェッショナルとしての実力が改めて評価される回となりました。
作品の雰囲気に絶妙にマッチした配役で、キャラの魅力を引き出す演技力に賞賛が集中。若者キャラが多い作品にあって、落ち着いた語り口が逆に際立っていました。
「これは実質おっさんハーレムでは?」と騒がれる理由
第1話にして、元弟子たちに囲まれるベリル。アリューシア、スレナ、クルニといった女性キャラたちの関係性が見え始め、「まさかのハーレム展開!?」と視聴者の想像をかき立てました。しかも女性陣、全員が本気で師匠を尊敬してる点がポイントです!!
「主人公は何もしてないのに勝手に好感度が上がっていく」という無自覚最強おじさん像が、ライト層にも受け入れられやすい印象。過剰なラブコメ要素がないことで、逆にリアルな信頼関係として成立しているのも好印象です。
1話 感想まとめ|ただのおっさんじゃ終わらない!
今回は、アニメ「片田舎のおっさん、剣聖になる」第1話についてのあらすじと個人的な感想について紹介しました。
「片田舎のおっさん、剣聖になる」第1話は、派手さこそ控えめながらも、年の功や信頼を軸にした確かな物語が光る導入回でした。
主人公ベリルの控えめな態度とは裏腹に、その実力は周囲を驚かせるほどで、まさにおっさん無双の幕開けを感じさせてくれます。
アニメ化にあたり原作との演出差やシーン省略も見られましたが、構成やテンポ面ではアニメならではの良さも見えました。特に戦闘の緩急やキャラ同士の関係性の描き方は秀逸で、SNSでも早くも話題に!!
「師匠やべぇ…」と弟子に尊敬され、「これはおっさんハーレムでは?」とツッコまれ、「声が平田さんで優勝」と絶賛されるベリル。彼が今後、首都でどのように「剣聖」として名を上げていくのか?
次回以降の展開からも目が離せません!
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