ついにこの作品がアニメ化――
このを見た瞬間、思わず「やっぱり来たか!」と情報を何度も見てしまいました。
「ふつつかな悪女ではございますが」は、ここ最近メジャーになりつつある「悪役令嬢もの」の中でも一線を画す作品ではないかと思っています。
主人公のキャラクター性、テンポの良い展開、そして絶妙なセリフ回しなど、読み手の心をつかんで離さない魅力がぎゅっと詰まった物語です。
タイトルだけ見ると「また悪女系?」と思うかもしれませんが、実際に触れてみると、そんな予想をいい意味で裏切ってくれるはず。
気高く、しなやかで、時にユーモアも忘れない主人公の姿には、思わず憧れすら抱いてしまう人も多いのではないでしょうか。
そんな作品がアニメ化されるとあって、ファン達の間では話題が持ちきりになっています。
本記事では、アニメ版のスタッフ情報をはじめ、原作の魅力や見どころ、SNS上のリアクションまで、ネタバレなしでたっぷりとご紹介します。

「まだ原作を読んだことがないけど、ちょっと気になってる」という方も、きっと作品の世界に引き込まれるはず。
それでは、早速作品の魅力について見ていきましょう!
作品のあらすじ
次期妃を育成するため、五つの名家から姫君を集めた宮――
「雛宮(すうぐう)」
名家のうちの一つ、美しく聡明な黄家(こうけ)の雛女(ひめ)・玲琳(れいりん)は、「殿下の胡蝶(こちょう)」と謳われ周囲から愛されていた。
しかし、乞巧節(きっこうせつ)の夜に、悪女と呼ばれ皆から嫌われていた朱家(しゅけ)の雛女・慧月(けいげつ)の手により、互いの身体を入れ替えられてしまう。
気づいた時には、すでに処刑が決まっていることを告げられ絶体絶命。
しかし、幼い時から病弱で常に死と隣り合わせで生きてきた彼女は、むしろ健康な身体を手に入れたことを喜んでいた⁉
悲劇かと思われた入れ替わりだったが、鋼(はがね)の精神を持つ玲琳は、あばら家に追放されても自由を満喫し、命を狙ってくる者たちには持ち前の明るさと優しさで魅了し、数々の逆境を乗り越えていく。
一方、玲琳を妬み憎んでいた慧月も、玲琳の本来の人柄に触れるうちに心が揺れ始めて――
ほうき星が輝く夜に身体が入れ替わった二人。
その日から彼女たちの運命は大きく変わり、やがて後宮を揺るがす陰謀に巻き込まれていく。
正反対の少女が繰り広げる後宮「入れ替わり」逆転劇、堂々の開幕!
(公式HPから引用)
制作スタッフ
原作
著作 | 中村颯希 |
イラスト | ゆき哉 |
出版社 | 一迅社 |
レーベル | 一迅社ノベルス |
発行巻数 | 2020年12月28日 第1巻販売 2025年4月現在 第10巻販売済 |

漫画版
原作 | 中村颯希(原作) ゆき哉(キャラクター原案) |
作画 | 尾羊英 |
掲載サイト | 月刊コミックZERO-SUM |
レーベル | ZERO-SUM COMICS |
発行巻数 | 2021年2月号 連載開始 2025年2月現在 第8巻発刊済 |

アニメスタッフ
原作 | 中村颯希 |
キャラクター原案 | ゆき哉・尾羊英 |
監督 | 山﨑みつえ |
シリーズ構成 | 中村能子 |
キャラクターデザイン | 菊池愛 |
アニメーション制作 | 動画工房 |
動画工房の主な制作作品



作品の魅力について
作品のタイトルを見て、「ふつつかな悪女ではございますが」は、「なんか悪役令嬢っぽい?」と思いませんでしたか。
確かにそんな雰囲気はあるにはあります。
ですが、この作品。
思っているよりも、ひと味もふた味も違うんですよ!
主人公のレイチェルは「悪女」と呼ばれながらも、自分の信念をしっかり持っていて、どんなときでも堂々としている女性なんです。

言動には確かにクセがあるけれども、それがまたカッコよく見えますし、見ていてスカッとすることも多いです。
しかも、セリフのひとつひとつが気が利いていて、クスッと笑える場面もたくさん。
重すぎず、軽すぎず、テンポよく物語が進んでいくので、気づいたらどんどん読み進めてしまうのが、この作品の凄いところ。
そして、最初の印象が良い意味でガラッと変わって、「あれ、この人・・・めっちゃ好きかも?」ってなっちゃうはずです。

「悪女」という枠にとらわれない、強くてしなやかなヒロインの魅力がたっぷり詰まっているのが本作品の魅力の1つ。
気になった方は、ぜひ一度読んでみてください。
きっと、レイチェルのことが好きになって、どんどん物語の先が気になってしまいますよ!
SNS上での反応
SNS上での反応は以下のとおりです。
原作自体が大変人気があることはSNS上で話題になっていることは確認できますね。
しかし、まだアニメ化して間もない情報であり、キャストなども発表されていないことから、これから多くのファンや、アニメ好きの人たちから注目されることは容易に想像できそうです。
筆者も今からどのようなキャスティングになっていくのかが、ワクワクで楽しみでなりません!
本記事のまとめ
今回は原作も人気を博し、ついにアニメ化して多くの反響を呼んでいる「ふつつかな悪女ではございますが」について、調査してきました。
割と最近の「悪女もの」といえば、西洋イメージのものが多いですが・・・
本作品は中華文化圏の話でああることに加えて、これまでの作品とは違うセリフ回しであったり、主人公の行動などが魅力的であることが注目ポイントになっているのではないでしょうか。
まだキャスティングなどは決まっていませんが、ここまで注目度が高いと、ある程度実力のある声優さんの起用をしてくるのではないかと筆者は考えます。
最近のアニメの傾向としては、主役級に若手を据えて、その周りをベテランや中堅で固めて、現場OJTじゃないですけれども、指導しながら育てていく風潮が多い気がします。
そのことを考えると、キャスティングも意外な人が抜擢されるかもしれませんね。
まだまだ情報が解禁されたばかりなので、全てが未知数でありますが、確実に面白いアニメになりそうだという予想だけは言えそうですね。
今後発表される情報に注目しながら、本放送までワクワクしながら、待っていきましょう。
今からどの話がどのように映像化されていくのか、今から気になってしまって、ドキドキ感が止まりませんね!
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