ロボットアニメとして高い評価を得ている作品である『機動戦士ガンダム』。
現在も続いていますので、本当に人気がある作品と言っても過言じゃないでしょうか。
そんな『機動戦士ガンダム』には、サスロ・ザビと呼ばれている人物が登場します。
本編ではすでに命を落としているので登場しませんが、スピンオフでは姿を見せており、有能な存在とされていたのです。
ただ有能だからゆえ、本編に登場する前に始末されたんじゃないかともされています。
なので今回は『機動戦士ガンダム』のサスロ・ザビは有能な存在だったのか、有能だったがゆえに消されたのかについても解説していきますね。
ガンダムサスロ・ザビは有能な存在だった?

まずはサスロが有能な存在だったのかを解説していきます。
結論から申し上げますと、有能と言える存在です。
そう言い切れる根拠は以下の通りとなっています。
①ギレンから評価されていた
サスロ・ザビ暗殺事件の際、ドズルはサスロの隣に乗車していたしほぼ直撃と言っていい距離で爆発した(サスロは即死)にも関わらず全身に傷が残る程度の怪我で済んだドズルザビとかいう宇宙世紀でも屈指のタスネスを持つ男 pic.twitter.com/rIXkw1gkjp— ケモ耳ジト眼娘十四朗 (@Jyuusirou) February 10, 2018
1つ目はギレンから評価されていた事です。
ギレンは総帥として活動しつつ、政治家として手腕を振るっていました。
サスロも文官と言う立場として働き、主にマスコミを利用した世論操作を行い、貢献
そもそもギレンは非常に冷徹な性格で、家族に対しても情と言うものが存在しないくらいの冷徹さを誇っています。
しかしながら、サスロに対しては実力的にもちゃんと評価していて、自分と組んで政治を行っていこうとしていたくらいです。
そして本編ではしきりに彼のことを思い出して、嘆いている様子がありました。
なので有能と言う事なのだと思います。
②家族にちゃんと注意できる
2つ目は家族にちゃんと注意できる事です。
サスロはジオンの子供でのちのシャアであるキャスバルやその妹のアルテイシアを逃がしてしまった妹のキシリアに対して暴力を振るいました。
それと止めようとした弟のドズルにも甘いと一喝したのです。
ドズルはともかくキシリアに対するやり方は明らかにまずいとは思いますが、これには大きな意味があります。
キャスバル達は後々何かしらに利用できる可能性があるのに、逃げないと舐めた結果逃げてしまったのは間違いなくキシリアの失態。
しかもそれを咎めないのは、部下とかに示しがつかなくなるのです。
それ故にあえて厳しく接したのであり、ドズルにも叱責しました。
家族に対して暴力的になってでも注意をし、副産物として部下達にも襟を正させる手腕はまさに有能と言えるでしょう。
③安定感があるから
3つ目は安定感があるからです。
サスロは落ち着いて周囲を見れる安定感もあるため、ザビ家の面々をうまい具合に取りまとめていました。
上記のキシリアの一件もギレンが家族に関心がないからこそ、自分がやるべきと思ってギレンに代わってしたのです。
実際、彼が命を落とした後は彼らの関係性も悪化。
この事からもサスロが家族がバラバラにならないように、抜群の安定感で繋いできたと言えると思います。
なので安定感があるサスロは有能と言えるのでしょう。
④敵にも警戒されているから
4つ目は敵にも警戒されているからです。
ザビ家を快く思っていないジンバ・ラルも敵ながら厄介な相手と評しました。
有能な存在は味方から慕われるだけじゃなく、敵からも厄介な相手と評されないといけません。
そうじゃないと本当に有能かどうかは分からないのです。
なので敵側からそう思っていた事から、そう思われるくらい有能だったのでしょう。
有能だったがゆえに消されてしまったのかについても
#あなたがジオン独立戦争に参加したら
この車に乗る前のサスロに爆弾の事を教えてやって生かした上でギレンと対立するように仕向けさせてから、どさくさに紛れにジオンを乗っ取る#ギレン・ザビ#サスロ・ザビ#機動戦士ガンダム#ガンダム#機動戦士ガンダムTHEORIGIN#アニメ pic.twitter.com/9hkNbTyMfo— ナオmkIIFR (@ghhNCtCpZMUyHP0) March 16, 2023
上記でも述べましたが、サスロは基本有能な人物。
しかしながら、有能さゆえに消されたんじゃないでしょうか。
実際、爆弾を使われて始末されてしまったのです。
なので本当にそうなのか、解説していきますね。
①有能な者は消されやすい
基本、どの時代でも有能な者は消されやすいのです。
敵の立場からすれば、対抗組織に有能な者がいれば、何としても始末したいと思うでしょう。
実際、サスロが始末された時には、首謀者は敵対関係だったジンバ・ラルなんじゃないかとされていました。
ただ有能な者は敵だけじゃなく、味方によって消される可能性もあります。
もちろん全員ではありませんが、一部の味方は出世の邪魔だったり、妬みとかから始末したりするケースがあるのです。
そういうのもあり、有能な者は消されやすいとされていますので、サスロもそう言う事で消された可能性があります。
②地位を脅かす可能性があるから
有能な者は上の地位にいる者にとって厄介な存在となるのです。
有能な者は地位を狙っている者もいれば、無関心の者もいますが、サスロは恐らく後者だったでしょう。
しかしそれでも上の地位にいる者にとっては、下に有能な者がいれば目障りに感じたり、脅威に感じたりすると思います。
それ故にギレンが始末したんじゃないかとされてもいたのです。
ギレンは政治において自分で決めるスタンスで、サスロは多くの人達の意見から最善の案を選ぶタイプでした。
なのでこのままだったら、2つの派閥に分かれてしまう危険性があるのです。
そうなれば内乱になってしまう恐れもあり、地位を脅かす恐れもあったので、ギレンが秘かに始末した可能性があります。
③恨みを買っていた可能性もあるから
有能な者は気づいていないところで恨みを買っていた可能性もあるのです。
もしくは有能な者からすれば良かれと思った事でも、その人物にとっては気に食わずに恨んだ可能性もあります。
しかも才能が無い者にとって、有能な人物は妬まれ恨まれる存在。
なので上記でも述べましたように、暴力を振るわれたキシリアの仕業じゃないかとされていました。
女性からすれば、暴力を振るわれるのは嫌でしょう。
それ故に殴られた事を根に持った彼女に始末された可能性は十分にあります。
車の中に爆弾を仕掛ける技量を持つ部隊を率いるのがキシリアなので、それゆえに始末された可能性があるのです。
これらのことからもはっきりは分かりませんが、やはり有能だからこそ消された可能性は否めないでしょう。
まとめ
リゾット役の藤真秀さんはサスロ・ザビ
#jojo_anime pic.twitter.com/pmV1WgoPcv— ヨラン・ぺーるぜん (@pailsen_rs_7207) April 12, 2019
今回は『機動戦士ガンダム』のサスロ・ザビは有能な存在だったのか、有能だったがゆえに消されたのかについても解説していきました。
サスロは有能な存在だったのは間違いありませんが、やはり有能なせいで始末されてしまったのでしょう。
そうだとすれば、可哀想としか言いようがないと思いますね。
逆に言えば、存命していればアムロ達が苦戦していて、最悪全滅していた可能性もあるでしょう。
以上で『機動戦士ガンダム』のサスロ・ザビは有能な存在だったのか、有能だったがゆえに消されたのかについての解説は終了です。
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