現在、人気作品の1つとなっている「キングダム」。
新たに映画が作られていると言う事からも、人気はますます出てくる事でしょう。
そんな「キングダム」ですが、7国あるうち最弱と言われる韓と言う国があります。
最弱と呼ばれつつも周辺の国と手を組んで、秦に対抗できているのです。
その韓がどんな国でどんな人物達がいるのか、これからどうなっていくのか気になるんじゃないでしょうか。
なので今回は「キングダム」の韓がどんな国でどんな人物がいるのか、これからどうなっていくかを解説していきます。
キングダム韓まとめ!

まずは韓のまとめをしていきますね。
果たして、どんな国なのでしょうか!?
史実と原作の違い
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最初に史実と原作の違いを明らかにしていきます。
韓は春秋時代の晋の公族である韓万が韓の土地を貰ったことがきっかけで作られる事になったのです。
そして戦力を整え、力を蓄えて、周辺の国を滅ぼす事で正式に独立しました。
それでも秦の侵攻に苦しめられる日々であり、何とか耐え抜いてきたのです。
しかし国を強くしようとはしておらず、韓非の意見を採用したりしませんでした。
だからと言って何もしなかったわけではなく、鄭国を差し向けて秦に灌漑事業を行わせます。
それで力を衰えさせようとするも、逆に上手くいって国力強化に繋がったのです。
やがて紀元前231年、秦は本格的に韓を攻める事にして、騰を派遣して南陽を制圧。
1年後の紀元前230年には騰率いる秦軍が新鄭を制圧し、韓王安は捕虜となり、韓は滅亡しました。
原作の方は史実とあまり変わりありませんが、史実に比べると戦力はそれなりにある感じとなっていますね。
主な主要人物
キングダムも70巻ですか pic.twitter.com/B8dLa4X3i0— こぷろ (@ketupro1993) November 20, 2023
次は韓の主な主要人物を紹介していきます。
あくまで主要人物だけなので、有名どころじゃないキャラは紹介しませんのでご了承ください。
韓王安
1人目は韓王安です。
現在の韓の王ですが、あまり発言権がないのか、王族達に押されている状態にあります。
それ故に飾りの王と言う立場にあるとも言えますね。
韓非
2人目は韓非です。
法家の天才学者として知られており、李斯と共に学問を学んでいました。
吃音持ちで上手くしゃべれないが、書物を多くこの世に残しているのです。
信達が韓に使者としてやってきたとき、信に人間の本質について問いかけました。
そうしたら「火」だと答えてきたのもあり、政に会うために秦へと行ったのです。
しかし政達と会談しても、どこかとぼけてまともな論議をしません。
そんな中で姚賈と会った事がきっかけで、諜報活動をしている事実が判明。
李斯の屋敷に閉じ込められる事になり、自分の心境とかを全て吐露しました。
それから政に全てを話そうとしたところ、姚賈に捕まって閉じ込められて自害させられます。
信と出会った事や、姚賈じゃなくて李斯に消された等以外は史実も同じです。
寧姫
3人目は寧姫です。
韓ではあまり味方がいない韓非の教えを受けた数少ない人物。
韓非を崇拝していて、そのために秦に行かせないように信に槍を向ける胆力もあります。
信には韓非への答えに感激しつつも、韓を攻め滅ぼそうとする姿勢は許せないと言う複雑な心境を口にもしました。
国民や国の事を大事に想っているところもあり、それを知っている騰から呼ばれ、無条件降伏をするように頼まれたのです。
それでも徹底抗戦を貫くも韓軍は敗北し、上層部は国民を巻き込んでの徹底抗戦の様子に苦悩。
張宰相
4人目は張宰相です。
韓の宰相であり、中国で賢者として有名で、韓軍総司令を務めた名軍師でもあります。
政の戴冠式にも参加したりしていました。
秦との戦では徹底抗戦の構えで、上層部の権限を独占中。
成恢
5人目は成恢(せいかい)です。
合従軍の時の韓軍の総大将を務め、毒を使う事に長けています。
毒の研究のために自分の体も使ったため、美しかった体も毒で満たされている状態。
毒を使って秦軍を苦しめるも桓騎・張唐連合軍の奇襲を受け、逃げているところを張唐に討ち取られました。
洛亜完
6人目は洛亜完です。
韓が誇る大将軍で博王谷と共に魏の呉慶、趙の廉頗の侵攻を防ぎきった実力者。
各国から誘いを受けたりもするも、国への忠義のために受け入れませんでした。
秦との戦では知略を駆使して騰軍を翻弄していくも、逆襲を受けてしまって撤退。
第二戦目も羌瘣の笑顔で士気が上がった羌瘣軍を中心とした秦軍の猛攻を止めきれず、撤退しました。
ヨコヨコ
7人目はヨコヨコです。
洛亜完の副官を務める異民族で、武力では韓でもトップクラス。
信とも打ち合い、複数人で嬲り殺すには惜しいと言う等、武人肌の持ち主でもあります。
博王谷
8人目は博王谷です。
実力や国の忠義は洛亜完にも劣りません。
元々は南陽を守護していたが、秦軍の大軍の存在を知って南陽を放棄して撤退。
洛亜完軍と共に秦軍と戦って、新兵を主に狙う作戦で飛信隊を苦戦させます。
最終的に信との一騎打ちで、お互いの心境を語り合いながら討ち取られました。
部下達からも慕われていて、討ち取られた後も敵討ちに向かおうとしていたのです。
龍安
9人目は龍安です。
南陽の城主であり、民衆から慕われています。
それ故に秦から派遣された剛京によって処刑されそうになるも、秦の上層部によって剛京の補佐をする事になりました。
夏侯龍
10人目は夏侯龍です。
韓の治安維持部隊を率いている存在で、民よりも国を取る沈着冷静な人物。
国を守るために反乱を起こした者達の首を晒したりと、強硬手段をとります。
なので国を守りたいのは同じだが、国民を巻き込みたくない寧とはあまりそりが合いません。
温形
11人目は温形です。
南陽に住んでいる民で、秦軍に反発する民をまとめて温厚に接する人物。
しかし昔に秦軍に娘と孫を始末された事があるため、人一倍憎しみがあります。
そのため信を背後から襲うも失敗に終わり、信に諭されて号泣。
これからの展開は?

眠くて縫い物無理なんで、キングダム70巻読も pic.twitter.com/a6mkDYnaEe— gurichiyo (@gurichiyo) January 13, 2024
現在、信と騰が中心となっている秦軍に攻められている韓。
これからどのような方針を取るのか、気になるのではないでしょうか。
なのでこれから起こるであろう事を考察していきますね。
①韓内部で暴動が発生する
まず韓内部で暴動が活発するんじゃないでしょうか。
表向きは夏侯龍率いる治安維持部隊に鎮圧されましたが、しょせんは力による制圧。
そのため、余計に反発を抱いたりしている人達はいるでしょう。
更には徴兵制もされる事にもなり、飛信隊とかはむやみに人を始末しない噂等もあって、現状に更に不満を抱くと思います。
洛亜完軍が戻ってきたので、これから本格的に話し合う事になるでしょう。
洛亜完は秦が新兵を率いていた事は知っていますが、それでもある程度は訓練されています。
しかし韓の国民はそう言う経験がなく、それがネックに感じるので寧と同じ意見を取ると思いますね。
この事で上層部ではかなりの言い合いが起こり、国民もその雰囲気を感じ取るでしょう。
そのため、何が何でも逃げようとしたり、降伏しようとして大規模な暴動を起こすと思います。
②韓は最終的に降伏する
韓内部は完全に意見が分裂していて、国民もまたいつ暴動するかどうかわからない状態。
寧も降伏を口にしていましたが、彼女が王族だから生かされましたが、それ以外が口にしたら始末されるかもしれません。
寧は徹底抗戦の構えですが、それでも国民を犠牲にするようなやり方は気に入っていないのです。
なので寧は一度は夏侯龍に止められるも、口酸っぱく言っていくんじゃないでしょうか。
その熱意が王にも届き、降伏する事を決めると思いますね。
③寧以外の王族は始末される
いずれは韓は降伏することになると思いますが、その時は寧以外の王族は始末されるでしょう。
韓の王族は皆自分の事しか考えておらず、寧見たいに純粋に国や国民を思っている人達はいません。
しかもプライドが高そうなので、秦の支配に不満を抱く可能性があるでしょう。
なので降伏しても、秦に従わずに逃げようと思いますね。
そう言う輩は生きていても仕方ないので、始末される事になると思います。
④主な武将は秦に仕える事になる
現在、韓には洛亜完やヨコヨコと主力がまだ残っています。
彼らは国に対して忠誠心はありますが、国民を巻き込もうとする現状には納得しないでしょう。
そのため、寧の意見に同調して降伏すると思います。
普通だったら極刑にされると思いますが、騰とかは実力を知っているので取りなすんじゃないでしょうか。
最終的に監視付きで従うようになる事になると思いますね。
まとめ

キングダム第70巻 pic.twitter.com/ELLW6VKcQc— くぼたしんぺい (@kubo4864) November 17, 2023
今回は「キングダム」の韓がどんな国でどんな人物がいるのか、これからどうなっていくかを解説していきました。
現在、韓を取り巻く環境は非常によくありません。
それこそ降伏しないと、国が本当に内乱になりかねないでしょう。
そのためにも早めの決断が迫られると思います。
以上で「キングダム」の韓がどんな国でどんな人物がいるのか、これからどうなっていくかの解説は終了です。
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