
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)は、「インフィニティ・サーガ」の終幕を経て、フェーズ4・5でかつてない大きな転換期を迎えました。
新たなヒーローたちの登場や、既存キャラクターから次世代へのバトンタッチが進み、物語は新たなステージへと突入。
「これからの主役は誰?」「どんなヒーローが活躍するの?」と気になる方も多いはず。
この記事では、フェーズ4・5で描かれる新世代ヒーローたちの顔ぶれや、MCUの “世代交代” の流れを分かりやすく解説します。
フェーズ4・5で台頭する新ヒーローたち

「どんな新しいヒーローが登場しているの?」と迷う方も多いでしょう。ここでは、フェーズ4以降に登場した注目の新ヒーローたちを紹介します。
ケイト・ビショップ(ホークアイ)
ドラマ『ホークアイ』でクリント・バートンから弓の技術とヒーロー精神を受け継ぐ若きホークアイ。
コミカルで芯の強い新生ホークアイは、次世代アベンジャーズの中心的存在として期待されています。
カマラ・カーン(ミズ・マーベル)
ドラマ『ミズ・マーベル』で登場。
キャプテン・マーベルに憧れる普通の少女が、自分のルーツや能力と向き合いながらヒーローとして成長していく姿が共感を呼びます。
アメリカ・チャベス
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』で鮮烈デビュー。
マルチバース間を自由に移動できる希少な能力を持ち、今後のMCUのキーパーソンとして注目されています。
キャシー・ラング
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で本格的にヒーローとして参戦。
父・スコットの意志を継ぎ、巨大化能力を駆使して親子共闘を果たします。
ホアキン・トレス
『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で登場。
ミッション中も常に軽口をたたくなど、ムードメーカ的な存在。
新キャプテンアメリカ・サムウィルソンの相棒として名乗りを上げる存在です。
リリ・ウィリアムズ(アイアンハート)
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』で初登場。
天才的な発明センスで“第二のアイアンマン”としての活躍が期待されます。
これらの新ヒーローたちは、MCUに新しい風と多様な価値観をもたらしています。
既存ヒーローからのバトンタッチ

先ほどフェーズ4から登場した新ヒーローについての紹介をしました。
ではいったい、どのように世代交代が進んでいるのでしょうか。
「世代交代」と「レガシー(継承)」が大きなテーマとなっているフェーズ4、その世代交代の一部をご紹介します!
主要キャラクターの喪失からの世代交代
アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ブラックウィドウなど「インフィニティ・サーガ」を盛り上げた、初代アベンジャーズの面々。
こちらのキャラクターたちは、物語上文字通りの「引退」「喪失」をもって退場。
そして、サム・ウィルソンが新キャプテン・アメリカに、イェレナ・ベロワ(ナターシャの妹)が新ブラックウィドウに就任するなど、無くなってしまったものを埋めるように次世代へのバトンタッチが進行中です。
“継承”としての世代交代
ソーやハルク、クリント・バートンは “師匠” や “リーダー” として新世代を導く役割にシフトし、若手ヒーローの成長をサポートしており、“継承” としての世代交代が進んでいます。
悲しみの世代交代
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』ではシュリ(ティ・チャラの妹)が王座とヒーローの両方を受け継ぐ展開も描かれ、家族や伝統の継承が大きなテーマとなっています。
このように、MCUは新旧ヒーローのリレーによって物語を紡ぎ、ファン世代の幅も広がっています。
おすすめシーン

フェーズ4・5ではいったいどんなシーンが印象的なのでしょうか。ここでは、新世代ヒーローたちの成長や継承を象徴するおすすめシーンを紹介します。
ケイト・ビショップがクリントと共闘しホークアイの称号を受け継ぐラスト
『ホークアイ』最終話では、ケイト・ビショップとクリント・バートンの師弟関係がクライマックスを迎えます。
ケイト自身の家族の問題や、キングピンをはじめとする強大な敵に立ち向かう中で、クリントはケイトに「君は俺の相棒だ」と認め、共に戦う決意を新たにします。
二人は背中合わせで弓を構え、数々のトリックアローを駆使して敵を撃退。
そしてラストでは、ケイトがクリントから“ホークアイ”の称号を受け継ぐことが示唆され、師弟の絆と世代交代の瞬間が胸を打つ名場面となりました。
カマラ・カーンが自分のルーツと向き合い“ミズ・マーベル”として覚醒する瞬間『ミズ・マーベル』
『ミズ・マーベル』では、パキスタン系アメリカ人の高校生カマラ・カーンが、自分のルーツや家族の歴史と向き合いながら、ヒーロー“ミズ・マーベル”として覚醒していきます。
家族や仲間の支えを受けながら、自身の力の源が一族にあることを知り、パキスタンでの体験を通じて自分自身のヒーロー像を確立。
家族に自分の正体を明かし、温かく受け入れられるシーンも感動的で、移民や多様性というテーマも重層的に描かれています。
キャシー・ラングが父と並んで巨大化し戦う親子共闘『アントマン&ワスプ:クアントマニア』
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』では、スコット・ラング(アントマン)の娘キャシーが、父と同じようにスーツを着用し、量子世界で共に戦う姿が描かれます。
キャシーは自らの意志でヒーローとして立ち上がり、親子の強い絆と新世代の力強さを象徴する印象的なアクションを披露します。父親としてのスコットの思いと、ヒーローとして自立しようとするキャシーの成長が交錯し、守るべき存在から“共に戦う仲間”へと変化する関係性が感動を呼びます。
リリ・ウィリアムズが自作のアーマーで初飛行するシーン『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』で初登場したリリ・ウィリアムズは、MITに通う19歳の天才発明家。
彼女は自作のアーマースーツを完成させ、自らの手で初飛行を成し遂げます。このシーンは、トニー・スタークの“アイアンマン”を彷彿とさせるオマージュであり、リリ自身の才能と情熱、そして新たな時代の幕開けを象徴しています。
彼女はシュリの助けを借りてさらに進化したスーツを開発し、ワカンダの危機に立ち向かう重要な戦力となります。
SNS上の反応
MCUの新世代ヒーローたちや世代交代について、SNSでも多くの声が上がっています。
「新しいヒーローたちにワクワクが止まらない!」(20代・男性)
「ケイトやカマラの成長に感動した」(30代・女性)
「ヤングアベンジャーズの布石が見えてきて楽しみ」(40代・男性)
「多様性が進んでMCUがさらに面白くなった」(20代・女性)
多様なキャラクターや新チームの誕生に、幅広い世代から期待と共感の声が集まっています。
まとめ
今回は「新しいヒーローたちと次世代への移行」について解説しました。
MCUは今、世代交代と多様性を武器に新たな時代へと歩み出しています。
新世代ヒーローたちの成長や、これから生まれる新たなチームの活躍が、MCUの物語をさらに豊かにしていくことでしょう。
ぜひこの記事を参考に、次世代MCUの展開や新ヒーローたちの今後に注目し、一緒に新章を楽しみましょう!
関連情報
ディズニープラス公式サイト:https://www.disneyplus.com/
マーベル公式サイト(日本):https://marvel.disney.co.jp/
MCUフェーズ4・5作品リスト:https://en.wikipedia.org/wiki/Marvel_Cinematic_Universe:_Phase_Four
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