キングダムの番吾の戦いは史実とどう違う?原作で描かれた惨状を徹底解説!

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週刊ヤングジャンプで連載している作品である「キングダム」。

アニメ第6シリーズが決定したのもあり、勢いがまた出てくる事だと思います。

そんな「キングダム」には多くの戦がありますが、その中で番吾の戦いが存在しているのです。

その戦いは趙との戦いの1つであり、この戦いで秦は敗北して一旦方針転換を余儀なくされました。

なので史実と原作の違い、どれくらいの被害が出たのか気になるでしょう。

今回は「キングダム」の番吾の戦いの史実と原作の違い、被害はどれくらい出たのかを解説していきます。

史実と原作の違い

まずは史実と原作の違いについてまとめてみました。

果たして、どんな違いがあるのでしょうか!?

史実の番吾の戦い

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まずは史実の方の説明をしていきますね。

紀元前232年、秦王政は趙を滅ぼすために軍勢を派遣しました。

軍勢は太原に到着し、狼孟と番吾を占拠したのです。

そこまでは良かったのですが、李牧が軍勢を指揮した事で秦軍は大きな敗北をしました。

その勢いのまま、李牧は秦から韓や魏の国境まで領土を奪還したのです。

正直なところ、これくらいしか有力な情報はありませんでした。

誰が軍勢を率いていたのかも分からず、被害数が10万以上である事くらいしか分かりません。

恐らく詳細な情報が記録されていたと思いますが、後に破棄されたんじゃないでしょうか。

秦は強いから中国を統一できたのであって、負けと言うのは汚名以外の何物でもありません。

さらに前年の肥下の戦いでも敗北していたので、同じ相手に二度も大敗したなんて残せないでしょう。

そのため、記録を消した可能性がありますね。

原作の番吾の戦い

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次は原作の方を説明しますね。

王翦を総大将とし、楊端和、信、王賁が付き従う形で出撃しました。

最初は各自バラバラに動き、信も狼孟城を攻略して王翦達と合流。

そして番吾へと向かいだし、李牧も司馬尚達と共に動き出します。

それから両軍は頭佐平原に集結し、激突しました。

李牧は積極的に動いて、一部の王翦軍や飛信隊の信達を引きつけます。

その間に司馬尚軍を王翦軍にぶつけ、司馬尚軍は圧倒的な突破力で蹴散らしていったのです。

王翦は即座に負けを感じ取って撤退し始め、多くの兵士や武将達が命を落としていきます。

他の軍勢も撤退していき、楊端和軍は壁を救出してから撤退したのです。

ただこの戦いのせいで、秦は本来の予定である天下統一が不可能になる事になりました。

原作の方が被害甚大!

上記で史実と原作の番吾の戦いについて解説しました。

被害は双方とも出ていますが、どちらかと言えば原作の方が被害が出ています。

どうしてそう断言できるのか、説明していきますね。

①飛信隊がそれなりに被害が出た

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まずは飛信隊にそれなりに被害が出た事です。

飛信隊は袁環軍と戦っていましたが、兵力の数は袁環軍が6万と飛信隊の2倍はありました。

ただ袁環軍には飛びぬけた武将とかがいないので、一騎当千の飛信隊が数的不利でも有利と言えたのです。

しかしながら李牧が突如として現れたのもあり、信を始めとした一部の軍勢が離れて行ってしまいました。

そのため、王賁軍が駆けつけるまでそれ相応の犠牲を出す事になってしまったのです。

それに撤退時にも犠牲は出ましたので、兵士達には犠牲が出た戦と言えるでしょう。

②王賁軍にも被害が出た

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次は王賁軍にも被害が出た事です。

今回の王賁軍は飛信隊、王翦軍、楊端和軍のいずれかが不利になった時に手を貸すための遊撃部隊の役目。

なので冷静に状況を見つめていました。

その結果、信が抜けた飛信隊が不利になりつつあったので、手を貸す形で動き出して、敵を蹴散らします。

やがて敗北濃厚になった後、王翦を助けるために追撃してくる司馬尚軍を防ぎきって付き添う形で撤退。

ここまでの戦いで無理をしたため、それなりに犠牲を強いる形となったのです。

③楊端和軍も壁を助けるために無理をした

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楊端和軍は馬南慈軍と言う李牧軍の主力と戦い、ほぼ苦戦せず互角の戦いをしました。

ただ他の所が手痛いダメージを受け、徹底を余儀なくされてしまったのです。

そんな中でキタリ達一部の軍勢が、先の戦で捕まって番吾城に幽閉されている壁を助けに向かいました。

敗北濃厚の形で動けば、下手すれば手痛いダメージを受ける可能性が大でした。

それでもキタリ達は助けに向かい、楊端和も軍勢を使って手助けしました。

最終的に壁を救出する事が出来ましたが、その過程で犠牲者を出してしまったのです。

嫌な言い方をすれば、このまま撤退を選んでいれば、犠牲は最小で済んだかもしれません。

④王翦軍がほぼ壊滅状態になった

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全軍を指揮する役目となった王翦軍は、この戦いでほぼ壊滅と言えるダメージを受けてしまいました。

王翦軍は向かって来る司馬尚軍と真っ向からぶつかる事になったのです。

司馬尚は新たな三大天であり、カン・サロ等優れた猛将が数多くいました。

司馬尚自身も武力に優れているのもあり、全軍が突破力がある仕組みとなっているのです。

なので力ずくで突破をしていき、王翦軍の兵士達はどんどん蹴散らされていきます。

その戦の中で側近の将軍である亜光、田里弥、田里弥配下の申赫楽、蛇輪公を失いました。

糸凌も片腕を失う事になり、恐らく戦闘はもう出来ない筈。

この事からも王翦軍は大損害を受けたと言っても過言じゃないのです。

上記でも述べましたが、この戦に負けた事で秦の天下統一は不可能に近い状態になりました。

なので王翦は戦の責任を取り、実質謹慎みたいな状態になったのです。

処刑もあり得ましたが、これまでの功績からこの処罰にとどまったのでしょう。

主だった武将が倉央等、僅かになってしまったので立て直しには時間がかかる事になります。

亜光達の代わりは早々生まれませんし、そのレベルにまで近づけるには数年はかかるでしょう。

この事からも一番ダメージを受けたと言って過言ではないと思います。

まとめ

今回は「キングダム」の番吾の戦いの史実と原作の違い、被害はどれくらい出たのかを解説しました。

どちらも負けは負けですし、兵力も大幅に削られているので見た感じはどちらも同じような感じに見えます。

ただ原作の方は、有力武将が死亡したりしているので、犠牲は原作の方が大きいと言えますね。

嫌な言い方をすれば兵士は替えが効きますが、武将となるとそうは行きません。

なので原作の方が被害は大きいと言えるでしょう。

以上で「キングダム」の番吾の戦いの史実と原作の違い、被害はどれくらい出たのかの解説は終了です。

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