
「ヒーロー映画は見たことあるけど、MCUってそんなに面白いの?」「フェーズ2から見始めても大丈夫?」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。答えは「絶対に見るべき!」です。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェーズ2は、それまでの「ヒーロー映画の概念」を覆し、「宇宙規模の冒険」へとスケールアップした転換点。地球の枠を超え、銀河の果てまで広がる壮大な物語と、個性豊かな新ヒーローたちの登場で、ファンを熱狂させました。
特に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』はMCU史上最も型破りな作品として、「こんなヒーロー映画があるの?」と世界中を驚かせたことで話題に。
そこでこの記事では、MCUフェーズ2の全貌と魅力を、未体験の方にも分かりやすくご紹介します。
フェーズ2とは?宇宙へと広がる新たな冒険の始まり

フェーズ2は「アイアンマン3」(2013年)から「アントマン」(2015年)までの全6作品で構成され、MCUの世界観が一気に進化した重要な時期です。
では、なぜフェーズ2が特別なのか?この章ではその理由をご紹介します!
ヒーローの人間性に深く迫る
フェーズ1で活躍したアイアンマン、ソー、キャプテン・アメリカの物語がさらに深まり、華々しいヒーローとしてだけでなく、苦悩する「一人の人間」としての姿も描かれます。
「同じ人間」としての目線で見るからこそ、より理解度が深まり、物語へと引き込まれることとなります。
舞台が地球から宇宙へ
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の登場により、MCUの舞台は地球から宇宙全体へと拡大。
これまで展開されていた物語とは一線を画す、壮大なスケールの物語が始まりました。
インフィニティ・ストーンの本格登場
宇宙の根源的な力を持つ「インフィニティ・ストーン」。
フェーズ2からは本格的に、この「インフィニティ・ストーン」が物語の中心となります。
またここから、その後10年以上続くMCUの大きな伏線が張られました。
フェーズ2全作品&キャラクター完全ガイド

『アイアンマン3』(2013年):ヒーローの本質を問うストーリー
ニューヨークの戦いでの経験から心的外傷を負ったトニー・スタークが、謎のテロリスト”マンダリン“との対決に挑む。
全てを失った状況で「スーツがなくても自分はヒーローなのか?」という問いに向き合うトニーの姿を描いた、シリーズ屈指の人間ドラマ。
トニー・スターク:不安症に苦しみながらも、本当の強さを見つけるヒーロー
ペッパー・ポッツ:単なるサポート役を超え、物語の鍵を握る存在に
マンダリン:予想を覆す展開で物語に衝撃をもたらす敵役
【見どころポイント】
・空中での人命救助シーン、そして度肝を抜かれるクライマックスシーン
・スーツなしで敵に立ち向かうトニーの勇気
・「本当のヒーローとは何か」というテーマ性
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年):神話と宇宙の融合
神の国アスガルドと九つの世界を舞台に、宇宙最古の敵”ダークエルフ“の復活により訪れる危機。
ソーは愛するジェーンを守るため、そして因縁の弟ロキとの複雑な関係の中で、世界の命運をかけた戦いに挑む。
ソー:神としての使命と人間への愛の間で揺れる雷神
ロキ:善悪の境界を行き来する、MCU屈指の魅力的な悪役
ジェーン・フォスター:単なるヒロインを超え、物語の中心となる存在
【見どころポイント】
・九つの世界を行き来する壮大な映像美
・ソーとロキの複雑な兄弟関係
・インフィニティ・ストーン「エーテル(リアリティ・ストーン)」の登場
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年):政治サスペンスへの挑戦
現代社会に適応しようとするキャプテン・アメリカが、S.H.I.E.L.D.内部の陰謀と謎の暗殺者”ウィンター・ソルジャー“の出現に直面。「誰も信じるな」という状況で、自らの信念だけを頼りに真実を追い求める。
スティーブ・ロジャース:古き良き時代の価値観と現代社会の狭間で苦悩するヒーロー
ウィンター・ソルジャー:キャプテンたちを狙う謎の暗殺者、その正体はいかに…
サム・ウィルソン:新たな仲間として登場、後のファルコンとして活躍
【見どころポイント】
・エレベーターでの緊張感あふれる戦闘シーン
・スパイスリラーと政治サスペンスの要素
・キャップとウィンターソルジャーの壮絶な一騎打ち
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年):宇宙アウトローが銀河を救う
銀河の果てで、偶然出会った宇宙最高のはみ出し者たち——トレジャーハンター、暗殺者、復讐者、賞金稼ぎのアライグマ、そして言葉を話す樹木。最初はバラバラだった彼らが、やがて”家族“のような絆で結ばれ、強大な敵から銀河を救うために立ち上がる。
ピーター・クイル(スター・ロード):地球出身の宇宙人ハーフで、80年代音楽をこよなく愛する陽気なリーダー
ガモーラ:銀河最強の暗殺者と呼ばれる戦士で、サノスに育てられた緑肌の女性
ロケット:遺伝子改造された口の悪いアライグマで、武器とメカの天才
グルート:「I am Groot(アイ・アム・グルート)」しか話せない樹木型生命体
ドラックス:家族を殺された復讐者で、比喩を理解できない直情的な戦士
見どころポイント
・70〜80年代の名曲が彩るサウンドトラック
・型破りなユーモアとチームの掛け合い
・「We are Groot」の感動的なシーン
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年):ヒーローチームの試練
トニーが世界平和のために作り出した人工知能“ウルトロン“が反乱を起こし、人類滅亡を目論む。
チーム内の亀裂や個々の恐怖、そして新たな仲間との出会いを通じて、真のヒーローチームへと成長していく物語。
ウルトロン:強烈な個性と皮肉めいた言動が魅力的な人工知能ヴィラン
ワンダ・マキシモフ:心を操る能力を持つ新キャラクター、後に重要人物に
ヴィジョン:生命の神秘とテクノロジーが融合した新たなヒーロー
【見どころポイント】
・ウルトロンの目指すディストピア的な世界観の裏にある理論
・各ヒーローの恐怖や弱点に迫る深みのあるストーリー
・ハルクバスターの登場など、派手なアクションシーンの数々
『アントマン』(2015年):小さなヒーローの大きな冒険
元泥棒のスコット・ラングは、科学者ハンク・ピムから”アントマン“スーツを託される。
体を蟻サイズに縮小させながら、超人的な力を発揮できるこの力で、スコットは愛する娘のため、そして自分自身のためにヒーローとなる道を選ぶ。
スコット・ラング:普通の父親がヒーローになる、共感度の高い主人公
ハンク・ピム:初代アントマンで、複雑な過去を持つ天才科学者
ホープ・ヴァン・ダイン:ハンクの娘で、強さと知性を兼ね備えたキャラクター
【見どころポイント】
・小さくなることで見える世界の新たな姿
・娘を想う父親の愛がテーマの感動ストーリー
・ミクロの世界の美しく斬新な映像表現
インフィニティ・ストーン完全ガイド

フェーズ2で重要性を増す「インフィニティ・ストーン」。
宇宙創生時に誕生した6つの強大な力を持つ石であり、インフィニティ・サーガではこれらのストーンが大きな意味を持ちます。
ここでは、インフィニティストーンが、どの映画に登場するのかを紹介していきます!
スペース・ストーン(青)
次元間移動ができる能力を持つ。
どんな場所にも一瞬でテレポーテーションすることができ、人体のみならず、物質も移動可能な優れたストーン。
『アベンジャーズ』にて登場。
マインド・ストーン(黄)
他人の精神をコントロールすることができる能力を持つ。
『アベンジャーズ』にて登場。
リアリティ・ストーン(赤)
幻影を見せたり、物質を他のものに変換できる能力を持つ。
効果範囲も非常に広く、その場所全てを変換してしまうことも可能。
『ソー/ダーク・ワールド』にて登場。
パワー・ストーン(紫)
強大なエネルギー波を放出することができる。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』にて登場。
タイム・ストーン(緑)
時間を自由に操ることができる能力を持つ。
たとえ1度破壊されたものであっても、時間を巻き戻し破壊される前の状態に戻す事が可能。
こちらは『ドクター・ストレンジ』で登場。
ソウル・ストーン(オレンジ)
偽りの魂を見抜いたり、死者と対話することができる能力を持つ。
インフィニティ・ストーンの中で唯一、手に入れる為に犠牲を払わないといけないという制約がある。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で登場。
これら6つのストーンがあれば、宇宙の運命を変える力ほどの力を持つと言われており——そしてこれがフェーズ3へと続く最大の伏線に…
フェーズ2から見えるフェーズ3への伏線

フェーズ2の各作品には、続くフェーズ3へと繋がる重要な伏線がちりばめられています。
・インフィニティ・ストーンの存在と、それを集めようとする何者かの意図
・キャプテン・アメリカとアイアンマンの対立の芽生え
・新たなヒーローたちの登場と、アベンジャーズの再編成
・宇宙規模の脅威の増大と、地球と宇宙の物語の交差
これらの伏線は、フェーズ3の『シビル・ウォー』『インフィニティ・ウォー』へと壮大に展開していきます。フェーズ2はMCU全体の物語の中でも、特に重要な転換点と言えるでしょう。
SNSでの反応
フェーズ2の各作品には、ファンからどんな声が寄せられているのでしょうか?実際のコメントをピックアップしていきます!
「ガーディアンズは笑いあり涙ありで、MCUの中でも最高傑作!特にサントラが最高すぎる」(20代・男性)
「ウィンター・ソルジャーはMCUというよりスパイ映画として見ても傑作。政治的テーマも深い」(30代・女性)
「アントマンは家族愛がテーマで、小さな子供と一緒に観ても楽しめました」(40代・男性)
「フェーズ2から見始めた初心者ですが、十分理解できて楽しめました!特にガーディアンズが入口として最適でした」(20代・女性)
このように、個性的な新キャラや、アクション、コメディ、ドラマなどジャンルの幅広さに好意的な声が多く、まさにMCU初心者でも十分楽しめる作品が揃っていると言えますね。
まとめ:なぜフェーズ2を見るべきなのか
MCUフェーズ2は、単なるヒーロー映画の続編ではなく、映画シリーズの概念を革新した画期的な存在です。地球から宇宙へ広がる物語のスケール、ヒーローたちの人間的な成長と葛藤、そして『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に代表される型破りな新作品の登場は、映画史にも大きな影響を与えました。
フェーズ2の作品群は、アクションとスペクタクルを楽しみたい方にも、キャラクターの深い人間ドラマを味わいたい方にも、宇宙を舞台にした壮大なSFファンタジーを求める方にも、それぞれ異なる魅力を提供してくれます。
MCUをまだ体験したことがない方も、この機会に「フェーズ2」から飛び込んでみてはいかがでしょうか?
一度その世界に足を踏み入れれば、きっとあなたも宇宙最大のエンターテイメント・サーガの虜になるはずです。
今すぐ体験しよう!
ディズニープラス公式サイト:https://www.disneyplus.com/
全作品をストリーミングで視聴可能!
マーベル公式サイト(日本):https://marvel.disney.co.jp/
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