2025年2月28日。
全世界のハンターたちが熱い視線を送って待っていた作品「モンスターハンターワイルズ」がカプコンから発売されたことは、記憶に新しいでしょう。
発売日には、仕事を休んで完全に「モンハン休暇」をとってまで、その世界にのめり込もうと、多くの日本人ハンターたちは、解禁日から新たな戦場に向けて、我先にと駆け出して行ったのは、インターネット上で多く確認されていますね。

その中でも、今回大きな注目を浴び、現実世界でもそのブームを起こしているのが、「ワイルズ」で食べられる「チーズナン」

あまりにもリアルな描写に、多くのハンターたちの目は釘付けになり、その欲望は現実世界へ漏れ出し、とうとうプレイヤー本人が「ハンター飯」を食らうという一大現象になっています。
はたして、何がそこまでハンターたちの心をつかんでいるのか。
本記事では、食事という面にスポットあてて、なぜここまでムーブメントになっているかを調査していきたいと思います。
なぜこんなに注目されているのか
今作のスタッフはシームレスなゲーム作成を目指していたため、これまでのようにクエスト単位で食事をすることが難しくなったようです。
そのため、一定時間効果が持続するものにしなければいけなかった。
そのため、これまでのシリーズを代表する「こんがり肉」をどうするかを考えなければいけなかったみたいです。

そこから派生していって、今回は地域によって文化が異なることから、これまでのこんがり肉以外にも、あまりにもリアルな「チーズナン」を中心に盛り上がりを見せたのではないかと思う。

また、これまでの作品でも食へのこだわりは強く、制作陣の考えは
「狩りをしたら、おなかが減る。お腹が減ったらおいしい肉を食べられたら、うれしい」
という、人間的な感情にフォーカスし、計算して作られていたようです。
モンハン以前のゲーム内の料理と言えば・・・
あくまでも補助的な役割で、あるいみアイテム的な存在でした。

しかし、「モンハン」では食という部分にも注目をさせ、いかにもプレイヤーがその世界で生活しているような感覚を与えようとしたとスタッフは語っています。
なので、新作が出る時にはシステム面の注目が集まる中で、一部ではどんな食べ物が出てくるのかを気にしているプレイヤーもいるようですね。
SNSでの反応
今回の「チーズナン」等の盛り上がりは、SNS上では以下のような反応が上がっています。
こうしてみると、今回特に力を入れた「食」という部分が、空想上とは言え、プレイヤーたちに「視覚」という感覚を通して、現実世界でも食べてみたいと思わせたのではないのでしょうか。

そのため、発売後にチーズナンが爆発的に売れて、それを食べるような人たちが、増えてきたのではないかと考えられます。
本記事のまとめ
さて、今回は「モンスターハンターワイルズ」の食事に注目して、その影響が現実にまで出ているのはなぜかという点を調査してきました。
今の時代、アニメーションやゲームなどの表現が非常にリアル寄りになっていることから、その表現をまるで本物かのように感じられるだけの技術になりました。
それゆえに、プレイヤーや視聴者たちは、その映像美に影響されて、仮想世界だけではなく、現実世界でも、その世界を感じてみたいと思う人たちが増えたのではないでしょうか。
筆者も実際にとあるゲームで作られている料理のレシピが無いかを調べて、作ってみたところ、本当においしい経験をしたことがあります。
その後、筆者の家では定番の料理になり、家族全員で食するようになりました。
仮想世界といえども、そのアイデアは必ず現実世界にあるものから、出てきているはず。
そう考えると、これから目にするアニメやゲームなどで登場する料理についても、実際に食べられることが多くなりそうですね。
いよいよ、現実と仮想がリンクして、視覚だけではなく、他の感覚も使ってその世界を楽しめる状況が、目の前まで来ている感じがして、なんだかワクワクしてしまいます。
これからも、ハンターの皆さんはしっかりご飯を食べて、良きハンターライフを楽しんでもらいたいものですね!
コメント