アニメ「メダリスト」第一話は、元フィギュアスケート選手の明浦路司（あけうらじ つかさ）は、独学でフィギュアスケートを学ぶ少女結束いのり（ゆいたば いのり）と出会い、司はいのりに正式にクラブに入るよう進める。
これがメダリストの一話の始まりとなっています。
一話の良かったポイントも紹介していきます。
メダリストの基本設定
「メダリスト」はつるまいかだ氏が講談社「アフタヌーン」で連載中のフィギュアスケート漫画を原作としているアニメ作品です。
原作は「次にくるマンガ大賞2022」でのコミックス部門1位受賞をはじめ、第68回「小学館漫画賞」一般向け部門、さらには漫画のキャラクターを讃える漫画アワード「マガデミー賞2022」主演女優賞受賞など、著者デビュー作にして数々の賞を受賞しました。
原作は「次にくるマンガ大賞2022」でのコミックス部門1位受賞をはじめ、第68回「小学館漫画賞」一般向け部門、さらには漫画のキャラクターを讃える漫画アワード「マガデミー賞2022」主演女優賞受賞など、著者デビュー作にして数々の賞を受賞するほどの人気作品です！
メダリストの主題歌を歌う米津玄師さんの秘話
エンディングでは、米津さんが歌う主題歌「BOW AND ARROW」が満を持して流れました。
いのりと司、フィギュアスケートにおける選手とコーチの関係性を表すような内容となっていて、本当にメダリストのために作られ楽曲なんだなと思いました。コーチとの関係性を「弓と矢」で表現するのがハイセンスでエモいなと感じました。
実はBOW AND ARROWには、原作の大ファンだった米津さんがアニメ化の発表を聞いて「曲を作らせてもらえないか」と逆オファーしいていたという驚きの制作経緯があったと明かされています。作詞・作曲・編曲をすべて米津さんが担当していることから熱い思いを感じますね！
一話のあらすじ
スケーターとして挫折した明浦路司が、フィギュアスケートの世界に憧れる少女・結束いのりと出会います。司はいのりに正式なクラブへ入ることを薦めるが、彼女の母親は不器用な娘にスケートを諦めさせることを望んでいました。しかし、リンクへの執念を秘めたいのりに突き動かされ、司は自らコーチを引き受ける才能を開花させて、二人でオリンピックでのメダリストを目指すストーリーとなっています。
一話放送後のSNSの反応
アニメ「メダリスト」の人気がSNSの反応をみると分かります。」」
アニメ一話の個人的な感想
ここからは、個人的な一話の良かったところを書いていこうと思います。
年齢と経験の壁
いのりは小学生５年生でフィギュアスケートを始めるという、競技として遅いスタートを切ります
現実のフィギュアスケートでは、幼少期からトレーニングを開始するのが一般的とされていてます
そのため、いのりが遅れているという現実が物語の中で強調されています。
しかし、彼女が持つ「転ぶことを恐れない」精神や高い運動能力は成功への希望を感じさせます
また、司がいのりに対して語る「今からでも遅くない」という言葉は、逆境に立ち向かう勇気を象徴する重要なセリフで個人的に一番心が動かされました。
娘への愛情を感じれる母親の正論
いのりにかつて自分を重ねていた司の助け舟によって、どんどんいのりのスケーターとしての才能が開花していきます。こういう主人公の隠れた才能が明らかになっていく周囲が驚く展開は面白いです。
一方、スケートリング上で別人のようになった娘を見て感激する良さげそうな所から急に「スン・・・」って真顔になって掌返ししたのは笑いました。しかし、いのりのお母さんが言ってる事正論なんですよね。
年齢的に、圧倒的に不利になるフィギュアスケートよりも、もっと自分にあった楽しいものが見つかるかもしれないからこそ、いのりにはもっとのびのび育って欲しいと思うのは客観的に見てもおかしくはないです。ここに娘思いの良いお母さんなんだと感じれるシーンでした。
滑走シーンの作画の美しさ
フィギュアスケートをテーマとしたアニメとして、滑走シーンの作画は本作の大きな見どころです。いのりが氷上で手すりを滑るシーンでは彼女の滑らかな動きと踊動感が細部まで表現されており視覚的な満足感を提供します。
また、エッジが氷を削る音やスケート靴の動きなど音響効果と作画が見事に調和している点が個人的に良かったです。
メダリスト１話のまとめ
アニメ「メダリスト」第１話、フィギュアスケートという競技を舞台に、夢を追いかけるいのりとそれを
支える司の師弟愛を描いた感動的なエピソードでした。
競技の厳しさや家族の葛藤、師弟の絆といった多くのテーマが描かれ、視聴者の心を揺さぶる内容となっていました。
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