現在もなお連載している作品である『キングダム』。
高い人気を誇っていて、アニメや実写化になるほどの人気ぶりと言えるでしょう。
そんな『キングダム』に登場する国の中に斉と言う国が存在しています。
本編の中ではある意味降伏した形となりましたが、どんな国なのか知りたい人はいるでしょう。
なので今回は『キングダム』に登場する斉についてまとめつつ、主要人物や降伏の経緯などについて説明していきますね。
斉の歴史
まずは斉の歴史について紹介してきます。
史実と本編に分けて紹介していきますね。
史実
『キングダム』45巻買いました!
黒羊丘攻防戦決着!
飛信隊の強化!
そして秦国に来朝した斉王と趙の『李牧』
来朝の理由とは…!! pic.twitter.com/SETGnYtFSS— クリック (@asamochi01) January 26, 2017
最初は史実について紹介していきます。
斉は周朝の頃から存在していて、太公望呂尚(姜尚)が初代の王として建国されました。
少しずつ勢力を伸ばしていき、桓公の時には全盛期を迎えるほどの勢力になっていたのです。
しかし桓公は命を落とした後は後継者争い等が起こり、勢力がどんどん衰えていきました。
それでも滅ぶ事なく、第二の全盛期を迎える等、前よりは劣っていても決して滅ばずに栄えていたのです。
ただ長年国王として君臨していた姜氏は田氏によって実験を奪われ、ここから田氏が国王となって国を動かしました。
戦国時代になって領地を広げ、東帝を名乗るようになり、合従軍によって滅亡の危機になっても何とかはねのけたのです。
それからはほぼ中立を維持し、他の国が秦に滅ぼされるのを黙ってみているだけとなっていました。
やがて政に命じられた王賁達の軍勢によって攻め滅ぼされることとなったのです。
本編
次は本編について紹介していきます。
本編の方は本編開始前の事は、恐らく史実通りとなるでしょう。
斉との戦が始まった時にはある程度明らかになると思いますね。
本編の斉は合従軍に一度負けた後も強大な国として描かれており、多くの国々から警戒されていました。
黒羊の戦いの後に斉の王である王建王が李牧と共に秦へとやってきて、政と会話を行います。
やがて政が天下統一の後の国の在り方に納得し、事実上の降伏をしたのです。
そのあとは趙との戦いの最中で、兵糧を与える等の手助けをしていました。
主要人物
上京もあってタイミング遅れてたけど、キングダムの45巻も購入済み。
表紙は政メインで昌文君と蔡沢!!!
連載組としては、斉王と一緒にw心震えたあの場面をじっくり読めるのが楽しみ!#キングダム pic.twitter.com/G3RP2vPWZo— TOMIY27 (@tomiy2_27) January 25, 2017
次は斉の主要人物について紹介します。
まだメインの話が出てきてないので、あまり登場数は少ないです。
詳細はご覧の通り。
王建王
1人目は王建王です。
現在最も登場している人物であり、他の国の王様の中でも5本の指に入るくらい癖の強い性格をしています。
戦は商売と言う考え方をしていて、同時に蔡沢に救われた恩をずっと抱くという義理堅さを持っているのです。
王の資質はわかりませんが、少なくとも合従軍を起こせる可能性を秘めたカリスマ性があるように描かれています。
初登場時は合従軍編で、最初はほかの国と共に兵を率いるも、蔡沢の説得で兵を引きました。
戦いの後に秦以外の国から逆襲を受けるも、受けて立とうとしたところ秦の援軍があって何とかなったのです。
黒羊の戦いの後は李牧と共に秦に呼ばれ、政と話し合って天下統一後の国のまとめ方について理解し、降伏しました。
そして趙との戦いで兵糧が必要な秦に兵糧を渡したりしたのです。
岩茂
2人目は岩茂です。
現在の斉の大将軍であり、最初は合従軍に加担するために自軍を率いていました。
しかし王建王が取りやめたので、すぐさま兵を引き返したのです。
顔聚(がんしゅ)/田赫(でんかく)
3人目と4人目は顔聚と田赫です。
斉の将軍であり、秦との戦を切り上げて逆襲に転じてきた合従軍に反撃するための大将になっていました。
大将に選ばれる事からも、実力はある将軍と言えるんじゃないでしょうか。
孫臏(そんぴん)
5人目は孫臏です。
本編では故人となっていて、孫子の作者である孫武の子孫でもあります。
馬陵の戦いでは軍師として同行して、策略を用いて魏を打ち負かして弱体化に成功したのです。
降伏の経緯

上記でも述べましたが、斉は王建王が政を認めたことで、事実上秦に降伏する形になりました。
しかしこうした降伏に関しては、政の戦がすべて終わった後の国づくりに納得がいっていたからです。
政は法治国家を作ろうとしていた事が判明し、それは法律を用いて国を運営するものとなっています。
王建王は合従軍を抜けたのは説得されたのもありますが、仮に秦が滅んだ場合世の中は汚濁になるからと言うのも理由の1つ。
秦は結構領地がある国であり、その国が滅んだ場合領土の分配が大いに揉めて、他国が戦になっていた事でしょう。
そうなると天下統一は遠ざかっていき、現状維持に甘んじるんじゃないかと思います。
王建王の物言いから今の世の中に納得しておらず、誰か大陸を統一してほしいと願っていたのでしょう。
なので政の話を聞いて、統一後の先を見据えた様子もあって、統一してくれるなら彼だと判断したのだと思います。
戦う事になる理由の考察

事実上の降伏をした斉ですが、史実通りだと戦う事になると思います。
何でそうなってしまうのか、考察してみました。
斉に危機感を感じたから
1つ目は秦が斉に危機感を感じたからではないかと思います。
斉が戦う頃には、秦は斉以外の国を滅ぼして天下統一に王手をかけているでしょう。
斉は降伏しているので、問題ないように感じますが、恐らく王建王に脅威を感じていたと思います。
上記でも述べましたが、王建王は合従軍を起こせる可能性を秘めている王となっているんです。
それに斉と言う国は古くから存在していて、東帝と呼ばれている国となっています。
なので潜在能力も高いですし、一度は合従軍に歯向かおうとしていた事からそれ相応の戦力があるのでしょう。
そのため、秦からすれば力を削いでおかないと危険と判断し、武具等を取り上げようとすると思います。
斉がそれを拒んで、それをきっかけに戦争になるんじゃないでしょうか。
斉でクーデターが起こったから
2つ目は斉でクーデターが起こったからではないでしょうか。
王建王は降伏しましたが、一部の者達は戦いもせずに降伏した事について内心快く思っていないと思います。
なので秦が天下統一間近になったら、反乱を起こすんじゃないでしょうか。
王建王はその頃には病気がちになっていて、権力もあまりない状態になっていると思います。
それゆえに一部の者達が権力を奪い、そのまま秦と一戦交える事になるんじゃないでしょうか。
まとめ
本日1月19日はキングダム最新刊45巻の発売日です!地域によって発売日が異なりますが、是非是非宜しくお願い致します! #キングダム pic.twitter.com/nGCBtn33F4— キングダム公式アカウント (@kingdom_yj) January 19, 2017
今回は『キングダム』に登場する斉についてまとめつつ、主要人物や降伏の経緯などについて説明していきました。
政との会話を踏まえると、少なくとも王建王からは攻めては来ないでしょう。
なので秦の斉に対する方針転換とか斉の内部での反乱と言うことじゃないと、戦にはならないと思います。
しかし原先生の事から、想定していない展開になるかもしれません。
以上で『キングダム』に登場する斉についてまとめつつ、主要人物や降伏の経緯などについての説明は終了です。
コメント