今回は「メダリスト」第5話について個人的に感じた感想を書いていきたいと思います。

第5話あらすじ
暫定で初球のステージで第1位で通過したいのり。最終滑走者のいのりの友達ミケですが、ミケは、いのりの事をライバル視しており、逆転を狙っていた。
初級では誰も見せれていなかった2回転のコンビネーションに挑む。
抜群のリズム感と身体能力を持つミケの演技に注目
このようなあらすじとなっています。

第5話放送後SNSでの反応
第5話を見た個人的な感想
ここからは、個人的に「良かったな~」「おもしろかったな~」と思ったところを紹介します
みけちゃんの魅力が詰まったシーン
5話で、いのりをライバル視するみけちゃんの出番となりました。
みけちゃんは常にしかめっ面で周囲を常に警戒するような態度をしていました。
しかし、本番になって演技を開始すると、表情が今までに見せたことのない晴れやかな笑顔に変わりました。そこのギャップが可愛いらしいなと感じました。(笑)
小学生でありながら、オンとオフを切り替えができると考えるとプロ意識が高いなと個人的に感じました。

2度目の光のスケートシーン
今回の放送の大目玉となる光の圧巻なスケートシーン。
光の演技と音楽に合わせて時折拍手だけが起きるという客席の反応を最小限にした演出は、本物のフィギュアスケートの生中継を見ているような感じにさせてくれました。
それぞれの細かい小技すごさまで、そして音楽に合わせながらの大技を連発!
このすごさを後から知ることが多いですが、私たちが実際に見る時もフィギュアスケートとそのあたりは同じなんですよね。(笑)
あの『何かは全然分からないけど、惹きつけられる』と言う感じがアニメにも再現されているのが個人的に感動しました。
同じスケートのシーンでも、いのりやミケ達の演技とは雰囲気が完全に違っていたのは、会場中が光の演技に釘付けになって言葉も発せないという実力の差が表現されているなとも感じました。
なお、それまで78.44で一位だった子がアナウンスで光の叩き出した特点が97.23と言う点数に
約20点近くの差を付けたことで光の実力がいかに規格外なのかもこのシーンで分かりました。

自己肯定感の低い司が憧れの人に「勝つ」断言したシーン
演技が終了した光に会うためにいのりが会いに行ったところ、本当の光のコーチと会います。
その人は夜鷹純(やたかじゅん)と言い元オリンピック金メダリストの人でした。
夜鷹純はいのりのコーチである司のフィギュアスケートを目指すきっかけをくれた、文字通り人生を変えた存在でもあります。
そんな憧れの存在に自分の名を認知してもらっていたという事は、物凄く誇らしく嬉しいはずなのに、司の表情からは申し訳なさを含んだ感情しか読み取れなかったのが印象的でした。やっぱりこのあたりに関わっている、全日本選手権出場という実績に反した、己の自己肯定感の低さなんだと感じました。
そんな自己肯定感が低いばずの司が、夜鷹に「君が僕に勝つってことだよ」と指摘された瞬間、「勝ちます」と何の淀みもなく答えられるギャップが面白いし、かっこいいなと思いました。いのりと司は自己肯定感が低い似たもの同士ですが、いのりからの司、司からのいのりの評価が互いにめちゃくちゃ高いので、2人が合わさることで結果ポジティブになれる構造なんだなと気づきました。
皮肉にも才能の塊で幼少期から英才教育を受けてきた光と、遅くからスケートを始めたいのりという構図は、現役時代の夜鷹と司そっくりだと思いました。現役時代は夜鷹との勝負のステージにも上がれなかった司が、いのりを光に勝たせることができるのか、司自身も過去を乗り越えるというもう一つのストーリーが出来た気がします(笑)
なので、コーチ目線としてみると面白いかもしれないです。
第5話は、母親に認めてもらえて本気でフィギュアスケートに打ち込めるようになったので、ある種ここからが、本当の「メダリスト」へのスタート地点に立ったんだなと思える回だったと感じました。

まとめ
今回は、アニメ「メダリスト」第5話について軽いあらすじと個人的な感想を紹介させて頂きました。
今回の回は改めて、いのりが本当の意味でフィギュアスケートのメダリストへのスタート地点に立てたと感じた回だったのと、夜鷹と司の指導者としての戦いここからが個人的に一番の見ものだと感じました。
ここからのストーリーがどう動くのか楽しみです(笑)
ではまた、第6話でお会いしましょう。
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