2005年、ゲームセンターの端の方でひっそりと産声を上げたアイドル育成シュミレーション。
それが「アイドルマスター」というゲーム。
当時にしては珍しく、ゲーム内のアイドルたちから現実世界に連絡が来る「メール」システムが目新しく、多くのプレイヤーを虜にしたことは、ゲーム史の中でも語り継がれる内容ではないでしょうか。

それから、早20年以上。
今では当時中心になっていた「13名」のアイドルたちは「伝説のアイドル」とも言わんばかりの成長を遂げ、「シンデレラガールズ」など、多くの後輩たちがその後を追いかけて、より大きなコンテンツに成長していったことは、記憶に新しいかと思います。

その中でも、より初期「13名」の存在感が強く出ている作品と言ったら「アイドルマスター ミリオンライブ」という作品ではないでしょうか。
過去には先輩たちのバックダンサーとして登場し、ついにはシアターで自分たちの公演を行うようになり、今では押しも押されぬアイドルとして、その存在感を示していると思います。

そんな彼女たちの活躍を今度はOVAで見ることが出来ると、2025年に発表されたました。
この情報は、多くのプロデューサー(プレイヤーのこと)たちに衝撃を与え、どのような内容になるのか、今から様々な憶測が飛び交っている状態です。
そこで、本記事では「アイドルマスター ミリオンライブ」を改めて復讐しながら、OVAの内容などを考察していきたいと思います。
作品紹介
本作は、アイドル事務所「765プロダクション」に所属するアイドルたちが、劇場(シアター)を拠点に成長していく物語です。
アニメでは、アイドル活動を始めたばかりの春日未来、最上静香、伊吹翼の3人が中心となり、先輩アイドルたちと共に夢を追いかける姿が描かれています。

彼女たちは、時にぶつかり合いながらも仲間との絆を深め、ステージに立つことで一人前のアイドルへと成長していく姿が描かれている作品です。
特に、アニメ版では「劇場の運営」「アイドルたちの日常」「ライブパフォーマンスの魅力」が細かく描かれており、3Dと2Dアニメーションを融合させた美しいライブシーンが大きな見どころ。

シリーズのファンはもちろんのこと、これまで「アイドルマスター」に触れてこなかった「新規視聴者」でも楽しめる内容となっており、夢に向かって輝くアイドルたちの姿が、見る者たちに感動を与えてくれます。
メインキャラクター
春日未来
CV:山崎はるか
部活の助っ人や近所のお年寄りとの交流など毎日を忙しく過ごしている中学2年生。
自分らしい「夢」を探す中、765PRO ALLSTARSのライブを見たことで、新たな人生の扉が開く。
天真爛漫で、なんでもチャレンジする元気な性格。
(公式HPより引用)
最上静香
CV:田所あずさ
子供のころからアイドルに憧れ、765PRO ALLSTARSのライブで出会った未来と共に、 765プロダクションのオーディションに挑む。
少し不器用ながらもストイックに、ひたむきに努力を重ねてゆく。
(公式HPより引用)
伊吹翼
CV:Machico
プロデューサーにスカウトされ、765PRO ALLSTARSのライブを見てアイドルに興味を持つ。
センスと才能に恵まれダンスも歌も器用にこなす。
甘え上手で、小悪魔っぽい言動にプロデューサーが戸惑わされることもしばしば。
(公式HPより引用)
このほかにも、数多くのアイドルたちが、シアターにてあなたに「プロデュース」されることを待っています。
ぜひとも、彼女たち以外にも個性豊かなアイドルたちを見つけて、彼女たち専属のプロデューサーとして、一緒にアイドル街道を歩んでみてはいかがですか。
その他のキャラクター
以下の2人は、アイドルたちを陰で支える、事務所の事務員です。
彼女たちも、アイドルに負けず劣らずの個性を持っており、その存在感はアイドルたちに大きな影響を与えています。
青羽美咲
CV:安済知佳
音無小鳥
CV:滝田樹里

初代「アイドルマスター」キャラの立ち位置
「アイドルマスター」シリーズは、元々「オリジナルメンバー」と呼ばれる13名が先駆けとなって活動をしていました。

「アイドルマスター ミリオンライブ」では、彼女たちは「先輩アイドル」としての立場から、これからアイドル街道を進む新人アイドルたちに、時には「先輩アイドルとして助言」をしてみたり、同じライバルとして「切磋琢磨していく存在」として立ちはだかったりと、様々な場面で影響を与えていきます。

もちろん、彼女たちも現役のトップアイドルでもあるので、新人たちとも一緒に活動をしてくことになるため、新旧のアイドルが織りなす、化学反応が見どころの1つではないかと筆者は考えています。
筆者オススメキャラクター
個人的に筆者夫婦も「アイドルマスター ミリオンライブ」のプロデューサー(プロデュンヌ)として活動しているので、ぜひとも自慢のアイドルたちを皆さんにご紹介したいと思います。
篠宮可憐
CV:近藤唯
見た目は非常に華やかで、お嬢様ぽく見えるが、内心は臆病で気弱な少女。
なんとかして、この臆病な性格を変えようとして、アイドルを目指すことを決意した。
アロマテラピーなどが大好きで、においで相手を判断したり、袋の中に入っている中身のものを当ててしまうくらいに、嗅覚が優れている。
普段はおどおどしているものの、腹を据えると、どのアイドルよりも冷静かつ的確に判断をくだし、絶対に慌てなくなるところが魅力的。
普段は彼女をリードしつつ、大舞台では一歩下がって彼女を見守るのが、適切なプロデュースだと感じている。
天空橋朋花
CV:小岩井ことり
彼女はファンの事を平等に「子豚ちゃん」と呼び、その愛を分け隔てなく分け与えている慈愛の少女である。
普段は余裕を見せ、周りからも頼られる存在であるが、一度人目がなくなると年相応の少女のように「不安」や「葛藤」と戦っていることをプロデューサーにこぼすことも・・・
そんな部分が彼女の魅力である一方で、プロ意識が高いために、自分の気持ちをあえて後回しにしてしまうこともあるので、その点はプロデュースする時には注意が必要だ。
プロデューサー相手にも、物応じしない度胸と、善悪の判断は自分の中でしっかりと持っている子でもあるので、その点は目を見張るものがある。
馬場このみ
CV:髙橋ミナミ
見た目は小学生のように見えるが、シアター内アイドルのなかでは最年長である彼女。
免許書を所持しており、車の運転などもできるが、免許書を提示しなければ、大人であると認められないのが、現在の悩みである。
あくまでも、見た目だけが子どもであり、思考や行動については他のアイドルたちの見本となるような良きお姉さんであり、本人も大人なお姉さんとして振舞いたいと考えている。
しかし、お酒が大好きであり、成人しているアイドルたちとはよく飲み会などをしながら北米ドラマ鑑賞などをしているため、人目が無いとだらしなくなる一面も。
そんな彼女も、アイドルとしての考えはしっかりしており、プロデューサー以上に自身のプロデュース方法などにも意見してくるため、二人三脚アイドル路線を進んで行くことになるだろう。
彼女と足並みをそろえ、いかにして彼女の大人な部分を見せられるかが、プロデューサーとしての腕の見せ所ではないだろうか。
高坂海美
CV:上田麗奈
常にアクティブでスポーツ大好き、運動大好き元気っ子。
常にチーム内のムードメーカーで、周りを元気に明るくできるのが魅力的なアイドル。
時には、その明るさが災いして、空気を読めないこともあるが、それは彼女が純粋で真面目である証拠。
彼女なりに相手を励まそうとしているのが、裏目に出てしまったがゆえに、おきてしまうことなので、その部分をプロデューサーである貴方が、上手くカバーリングしてあげると彼女はより輝けるはず。
身体能力はどのアイドルよりも優れており、柔軟性も抜群であることから、アクロバティックなダンスなどもお手の物であるのが、彼女の売り。
また、比較的幼いアイドルたちの面倒も見ていることが多く、その子たちからは「近所の優しいお姉さん」といった印象があるようなので、この点もうまく引き出していければ、彼女の今後のアイドル路線に活かしていけるのではないかと思う。
徳川まつり
CV:諏訪彩花
見た目や発言だけを聞いていると、ある種の「不思議ちゃん」キャラではないかと思ってしまうのが彼女。
しかし、彼女の表面上の言動に惑わされてはいけない。
それこそが彼女が考えている「徳川まつり」というアイドル戦略なのである。
その本質は、非常にまじめで常に自分が周囲から「どのように見られているのか」ということを、敏感ともいえる位に観察している研究家なのである。
基本的にプロデューサーである私たちの前でも、その演技は崩さないものの、ふとしたきっかけで、時折見せる「本来の彼女」こそが、「徳川まつり」本人なのである。
その天才的なまでの演技力と、しっかりと物事の本質を見定める観察眼を理解したうえで、彼女の求める「本物のアイドル」をプロデュースしてあげることができれば、彼女はダイヤモンド以上に、その輝きを放つことになるだろう。
特報PV
OVAの内容予想
「アイドルマスター ミリオンライブ」については、最初期に「劇場公開版映画」として始まり、その後1クール(全12話)を放送している。
劇場版映画は、ミリオンライブのシアターにデビューする前の話が中心となっており、どちらかというと、「13人の先輩方」のバックダンサー的な側面からのアプローチだった。
アニメに関しては、その後、多くのメンバーを向かい入れ、初めてのシアター公演を実施するというところで、話が関係して、幕を閉じている。

そのことを考えていくと、OVAでは、初公演後の成長記録的なものが描かれるのではないかと思われます。
アニメでは人数が多いために、中々中心メンバー以外はスポットがあてられなかったことを関上げると、これまでにゲームやドラマCDなどで企画された「イベント」の内容の中から、プロデューサーたちに人気のあった「イベント」をピックアップして、映像化していくのではないのかと考えます。
その中の1つとして、非常に人気のあった「出撃!アイドルヒーローズ」なんかは、映像化の最有力候補なのではないかと筆者は考えます。

イベント自体もかなり気合の入っていた記憶もありますし、ここ最近で最もプロデューサーたちが熱狂したイベントだったのかなと、筆者は考えます。

また、このイベントに出演しているメンバー自体も、割と人気が上位のキャラクターたちで構成されていたことも考えると、この話は入れてくるのではないかと思います。
SNS上での反応
インターネット上(SNS)での反応については以下のとおりです。
このように反応を見てみると、多くのプロデューサーたち(ファンの総称)が、OVA制作決定の情報に狂喜乱舞している様子が見受けられます。
なかには、ドラマCDなどで演じていた内容などをOVA化してほしいと考えているプロデューサーさんもいるようで、その妄想は留まることを知りませんね!
本記事のまとめ
さて、今回は「アイドルマスター ミリオンライブ」についての基本情報とOVAに関する情報について調べていきました。
筆者自身が「ミリオンライブ」のプロデューサーであることもあって、少々熱く語ってしまった部分もありましたが・・・
それでも、今後のOVAについては、少なからずデビュー後の姿を描く「その後」になっていくのかなという予想がSNS上でもされていましたね。
やはり、プロデューサーが見たい姿と言えば、その後の活躍し、多くのファンたちの希望となって、活躍する「輝いている姿」なのではないかと思います。
その希望がOVAで叶うことを切に祈りながら、今後の情報にも引き続き注目していきたいですね。
アニメも良いですが、ソーシャルゲームで現在も稼働している「アイドルマスター ミリオンライブ シアターデイズ」では、もしかしたらOVAのネタになるようなイベントも開催されています。
もし、気になる人がいたら、一度プレイしてみて、自分が応援したいと思うアイドルを見つけてみるのも良いかもしれませんね!
それでは、プロデューサーの皆さんも、まだファンの1人である貴方も、よきアイドル推し活をしていってくださいね。
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