世界中で愛されるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は、2008年に公開された『アイアンマン』から始まりました。個性豊かなヒーローたちが活躍し、壮大なストーリーが展開されるMCUは、今もなお世界中の多くの人たちを引き付けているシリーズです。
この記事では、そんなMCUフェーズ1の映画と主要キャラクターをわかりやすく紹介します。
MCUフェーズ1とは?

MCUの「フェーズ1」って何?と疑問に思う方も多いはず。ここでは、フェーズ1の概要や、シリーズの世界観について解説します。
フェーズ1の概要
フェーズ1は『アイアンマン(2008)』から『アベンジャーズ(2012)』までの6作品で構成されています。各ヒーローの誕生や成長を描き、最終的にチーム「アベンジャーズ」が結成される壮大なプロローグです。
このフェーズでMCUの世界観やヒーロー同士のつながりが築かれました。
世界観と設定
すべての作品が「同じ世界」で展開され、物語が複雑に絡み合っていることが最大の特徴。ヒーローたちの個性や背景が丁寧に描かれ、クロスオーバーする楽しさも魅力です。
MCUフェーズ1映画一覧&主要キャラクター紹介

「どの映画にどんなキャラクターが登場するの?」と気になる方も多いでしょう。ここでは、フェーズ1の映画を公開順に紹介し、各作品の主要キャラクターも解説します。
フェーズ1映画一覧とキャラクター
アイアンマン(2008)
世界を飛び回る実業家のトニー・スタークは、敵地での予期せぬ攻撃から生還したあと、ハイテクのパワードスーツを作り、アイアンマンとして世界を守ることを誓う。
この映画には、天才発明家で大企業の社長でもあるトニー・スターク(アイアンマン)が登場します。
アイアンマンは自作のパワードスーツで戦うヒーロー。主人公のトニー・スタークは皮肉屋でユーモアもありますが、ヒーローとしての責任に目覚めていく姿が多くの人々に共感を呼びました。
インクレディブル・ハルク(2008年)
科学者のブルース・バナーは実験に失敗しガンマ線に被爆、主人格とは異なるもう一つの危険な人格、インクレディブル・ハルクを身に宿してしまった。
この映画には、怒りで巨大な緑色の怪物に変身する科学者:ブルース・バナー(ハルク)が主人公です。
科学者としての知性と、制御不能なパワーの二面性が魅力のキャラクターで、多くの人たちに好かれているキャラクターです。
アイアンマン2(2010年)
自らアイアンマンであることを公表した、億万長者にして天才発明家のトニー・スタークは、政府からスーツの技術を軍と共有するよう求められてしまう。
しかし、その技術が悪の手に渡ることを恐れるトニーは、スーツの引き渡しを拒否する。秘書・ペッパー・ポッツと相棒・“ローディ”ことローズに加え、新たな仲間の協力を得て、トニーは強敵に立ち向かうことになる。
この映画には、トニースターク(アイアンマン)に加え、新キャラクター:ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)が登場します。
ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)は元スパイ。謎多き過去と高い戦闘能力で、物語に深みを与えています。
格闘技と情報戦に長けたクールな女性ヒーローで人気を博しています。
マイティ・ソー(2011年)
無敵の強さを誇っているが傲慢なソーが、現代の地球から神の国アスガルドを股にかけて活躍する壮大なアドベンチャー!
自身の無謀な行動により古代の戦争を再燃させてしまったソーは、父親オーディンの怒りを買い、人間界へ追放される。
一方ソーの弟の邪神ロキは、オーディンから王座を奪って権力を握り、アスガルドを支配しようとしていた。ロキを阻止するため、地球にいるソーは戦いに身を投じていく。
そして、闇の力から地球を守る戦いの中で、真のヒーローとは何かを学んでいく。
この映画では、雷とハンマーを操る神の国アスガルドの王子:ソーと、その弟で知略に長けた複雑なヴィランであるロキが登場します。
また、この映画にて、もう一人の新キャラクター「クリント・バートン(ホークアイ)」が登場します。
ソーは豪快でまっすぐな性格。神様ならではのスケール感と人間味が人気です。
ロキは悪役でありながら人気が高く、複雑な内面や家族との葛藤が描かれています。
クリント・バートン(ホークアイ)は弓矢の名手。
常に冷静沈着なサポート役を担っています。
キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)
兵士として志願するも入隊できなかったスティーブ・ロジャースは、極秘実験を受けキャプテン・アメリカとして生まれ変わる。
キャプテン・アメリカはアメリカの理想を守り、自由のために悪と戦うスーパーヒーロー。
悪の組織ヒドラを率いるレッド・スカルに世界最強の兵士が挑む。
こちらの映画には、正義感あふれる超人兵士スティーブ・ロジャース(キャプテンアメリカ)が登場します。
スティーブ・ロジャース(キャプテンアメリカ)は正義感と優しさ、仲間思いな姿勢が多くの人に愛されている。マーベル映画内でも1位2位を争うほどの人気キャラクターです。
アベンジャーズ(2012年)
国際平和維持組織「S.H.I.E.L.D.」の長官ニック・フューリーは、世界の危機に対してヒーローチームを結成するしかないと考える。チーム名は“アベンジャーズ”。
メンバーはアイアンマン、ハルク、ソー、キャプテン・アメリカ、さらにブラック・ウィドウとホークアイ。
彼らが戦う相手-アスガルドの神ロキは、強大なチタウリの軍を率いて地球に攻めてくる。
こちらの映画では、フェーズ1にて登場していたヒーローたちが一堂に会する一種の「お祭り映画」です。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホークアイが一堂に会し、共通の敵との戦いに身を投じる。
まさに夢のような映画です。
ニック・フューリーはアベンジャーズ結成の立役者であり、冷静な戦略家として物語を動かしています。
MCUフェーズ1おすすめエピソード&名場面

「フェーズ1ではどのシーンが印象的なんだろう?」と気になる方も多いでしょう。ここでは、初心者にも刺さる名場面やエピソードを紹介します。
感動必至のシーン
『アイアンマン』でトニーが自作アーマーで脱出するシーン、『キャプテン・アメリカ』でのスティーブの自己犠牲と勇気、『アベンジャーズ』でヒーローたちが一堂に会し、ニューヨークで共闘するシーンなどが印象的。
これらの場面は、MCUの世界観やヒーローたちの絆を象徴しています。
初心者に刺さるポイント
ヒーローたちの人間らしい弱さや成長、作品ごとに異なるアクションやユーモア、物語のつながりや伏線回収の面白さが初心者にも魅力的に映るでしょう。
原作コミックと映画の違い

マーベル映画は「マンガ原作」の映画です。
これから見始める人の中には「原作と何か違う個所があるのかな?」と疑問に思う方もいるでしょう。
ここでは、映画ならではのアレンジやポイントを解説します。
映画ならではのアレンジ
現代的な設定やテクノロジーのアップデート、キャラクターの性格や関係性の再構築、クロスオーバー展開による新たなストーリーなど、
映画は原作をベースにしつつ、より幅広い層が楽しめるよう工夫されています。
原作との比較ポイント
原作ファンも新鮮に楽しめるストーリー展開や、映画オリジナルのキャラクター、エピソードも多数登場する点が特徴です。
SNS上の反応
MCUフェーズ1の映画について、SNSではどんな声が上がっているのでしょうか?
実際のコメントをピックアップしてご紹介します。
「アイアンマン1とアベンジャーズは今見ても最高傑作!」(20代・男性)
「キャプテン・アメリカの成長物語に感動した」(30代・女性)
「フェーズ1はヒーロー誕生のワクワク感が詰まってる」(40代・男性)
「ソーはちょっと地味だけど、アベンジャーズでの活躍が好き」(20代・女性)
全体的に『アイアンマン』や『アベンジャーズ』の評価が高く、ヒーローたちの成長やチーム結成の流れに共感する声が多い印象でした。
これから観る方も、きっと自分のお気に入りキャラや作品が見つかるはずです!
まとめ
今回はMCUフェーズ1について解説をしました。
MCUフェーズ1は、ヒーロー誕生の物語やチーム結成のワクワク感が詰まった、初心者にもおすすめのシリーズです。
ぜひこの記事を参考に、公開順で映画を楽しみながら、お気に入りのヒーローや名場面を見つけてみてください。
一緒にMCUの世界を満喫しましょう!
関連情報
ディズニープラス公式サイト:https://www.disneyplus.com/
マーベル公式サイト(日本):https://marvel.disney.co.jp/
MCU映画公開順リスト解説ページ:https://vod.app-liv.jp/archive/134629/
マーベル映画全リスト(英語):https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Marvel_Cinematic_Universe_films
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