NARUTOに登場する尾獣全9体と歴代人柱力を徹底解説。六道仙人による起源から、暁の「十尾復活計画」の全貌までを整理しました。それぞれの名前、能力、里の勢力図を網羅した保存版のデータ集です。
「あの尾獣の名前は何だっけ?」「人柱力は誰がどの里にいた?」と疑問に感じたことはありませんか?
NARUTOの物語において、最強の兵器であり、悲劇の象徴でもあった「尾獣」。物語終盤では、すべての尾獣が一つに還る「十尾」の復活を巡り、忍界全体を巻き込む大戦へと発展しました。
本記事では、尾獣全9体の特徴と歴代の人柱力を一覧でまとめ、六道仙人から始まった起源や、暁による捕獲計画の全貌を徹底的に整理します。これを読めば、NARUTOの物語の根幹にある「尾獣の歴史」がすべて分かります。
1. 尾獣とは?六道仙人が分かちし「9つのチャクラの塊」
尾獣とは、圧倒的なチャクラを持つ巨大な魔獣のことです。その正体は、かつて世界を滅ぼそうとした「十尾」のチャクラを、六道仙人(大筒木ハゴロモ)が9つに分散させて生み出した存在です。
六道仙人は、十尾という強大な力を一人が独占するのではなく、分散させることで世界のバランスを保とうとしました。彼は幼き日の尾獣たちに対し、「いつか一つにまとまる時が来る。正しき導き手が現れるまで」と説き、それぞれの名前を授けました。これが尾獣と人間の共存の始まりです。
しかし、六道仙人の死後、尾獣たちはその強大な力ゆえに、各里の「軍事兵器」として利用される悲劇の歴史を歩むことになります。なお、十尾の起源や六道仙人に関するさらに深い詳細は、六道仙人の正体と十尾の起源解説の記事で詳しく紹介しています。重複を避けるため、ここでは「9体の分散した姿」に焦点を当てて解説します。
2. 【一覧表】尾獣・人柱力・所属の里データまとめ
まずは、全9体の尾獣と、作中で判明している主要な人柱力を一覧で確認しましょう。
| 尾の数 | 名前 | 特徴・モデル | 主な人柱力 | 所属(里) |
|---|---|---|---|---|
| 一尾 | 守鶴(しゅかく) | 狸・砂 | 我愛羅、分福 | 砂隠れ |
| 二尾 | 又旅(またたび) | 猫又・炎 | 二位ユギト | 雲隠れ |
| 三尾 | 磯撫(いそぶ) | 亀・水 | やぐら、野原リン | 霧隠れ |
| 四尾 | 孫悟空(そんごくう) | 猿・溶岩 | 老紫 | 岩隠れ |
| 五尾 | 穆王(こくおう) | 馬・蒸気 | ハン | 岩隠れ |
| 六尾 | 犀犬(さいけん) | 蛞蝓・泡 | ウタカタ | 霧隠れ |
| 七尾 | 重明(ちょうめい) | カブトムシ・鱗粉 | フウ | 滝隠れ |
| 八尾 | 牛鬼(ぎゅうき) | 牛+蛸 | キラービー、ブルービー | 雲隠れ |
| 九尾 | 九喇嘛(くらま) | 狐・陰陽 | うずまきナルト、クシナ、ミト | 木ノ葉隠れ |
3. 各尾獣の詳細と人柱力の絆
一尾:守鶴(しゅかく)
砂隠れの里が保有。茶釜に封印されていた過去を持つ、狸のような姿の尾獣です。砂を操る能力と風遁を組み合わせた攻撃を得意とします。人柱力であった我愛羅は、幼少期に守鶴の精神干渉に苦しみ不眠症となっていましたが、ナルトとの出会いを通じて絆を再構築しました。
二尾:又旅(またたび)
雲隠れの里が保有。青い炎を纏った巨大な化け猫の姿をしています。人柱力の二位ユギトは、尾獣の力を完全にコントロールできる数少ない忍の一人でしたが、暁の飛段と角都によって捕獲されました。
三尾:磯撫(いそぶ)
霧隠れの里が保有。巨大な亀のような姿で、水遁を得意とします。かつて野原リンに封印され、木ノ葉を壊滅させるための道具にされかけた悲劇を持ちます。その後、四代目水影・やぐらに封印されましたが、暁の捕獲時には人柱力が不在の野生状態で湖に潜んでいました。
四尾:孫悟空(そんごくう)
岩隠れの里が保有。猿の姿をしており、火遁と土遁を合わせた「溶遁」を操ります。誇り高い性格で、自らを「水簾洞の美猿王」と称します。人柱力の老紫(ろうし)とは 40 年以上の付き合いでしたが、暁の干柿鬼鮫に敗れるまで心を通わせることはありませんでした。
五尾:穆王(こくおう)
岩隠れの里が保有。イルカの頭と馬の体を持ち、蒸気を使ったパワー攻撃「沸遁」を得意とします。人柱力はハン。暁による捕獲シーンは描かれませんでしたが、第四次忍界大戦での活躍が印象的です。
六尾:犀犬(さいけん)
霧隠れの里が保有。巨大な蛞蝓(なめくじ)の姿で、腐食性のガスや泡を操ります。人柱力のウタカタはアニメオリジナルエピソードでも掘り下げられ、師弟の絆と暁による悲劇的な最期が描かれました。
七尾:重明(ちょうめい)
滝隠れの里が保有。唯一、五大国以外の里が持っていた尾獣です。幼虫から成虫(カブトムシ状)へ成長する特徴を持ち、鱗粉を操ります。人柱力のフウは明るい性格の少女でしたが、暁に捕らえられ命を落としました。
八尾:牛鬼(ぎゅうき)
雲隠れの里が保有。牛の頭に蛸の足を持つ姿です。かつては凶暴で何度も暴走していましたが、人柱力キラービーと完璧なコンビネーションを築きました。ナルトが九喇嘛と心を通わせる際、師匠的な役割を果たした重要な尾獣です。
九尾:九喇嘛(くらま)
木ノ葉隠れの里が保有。最強の尾獣であり、物語の最重要キャラクターです。憎しみの塊として描かれてきましたが、ナルトの真っ直ぐな意志に打たれ、最終的には最高の相棒となりました。そのチャクラ量は他を圧倒しており、九喇嘛モードは忍界最強クラスの力を誇ります。
4. 暁による「尾獣捕獲計画」の順序と目的
忍界の影で暗躍した組織「暁」は、十尾を復活させ、世界を幻術に陥れる「月の眼計画」のために尾獣を集めました。作中で描かれた捕獲の主な流れは以下の通りです。
- 一尾(守鶴):デイダラとサソリが砂隠れを襲撃。我愛羅から抽出。
- 二尾(又旅):飛段と角都が二位ユギトを撃破し捕獲。
- 三尾(磯撫):デイダラとトビが、湖にいた野生の三尾を捕獲。
- 四尾(孫悟空):干柿鬼鮫が人柱力・老紫を単独で撃破。
- 五尾・六尾・七尾:作中では詳細な戦闘描写はないものの、ペイン戦までに暁の手中に落ちていたことが判明。
- 八尾(牛鬼):サスケ率いる「蛇(のちの鷹)」が挑むも、身代わりにより失敗。後に第四次忍界大戦でマダラの手へ。
- 九尾(九喇嘛):ペインが木ノ葉を襲撃するも失敗。最終的に第四次忍界大戦で抽出される。
暁がこれほどまでに執念深く尾獣を求めたのは、単なる力の誇示ではありません。それは、絶大な絶望を与えることで偽りの平和を築くという、歪んだ正義によるものでした。
5. 十尾の正体と「神樹」への回帰
すべての尾獣が外道魔像(十尾の器)へと戻されたとき、伝説の魔獣「十尾」が復活します。十尾には感情がなく、ただ世界からチャクラを回収しようとする本能的な存在です。
その正体は、異星から来た大筒木一族が植え付けた「神樹」そのものでした。神樹は星のチャクラを吸い上げ、知恵の実を結ぶための装置であり、十尾はその防衛システムでもあります。尾獣たちが人間らしい心を持っているのに対し、十尾が「自然災害」に例えられるのは、それが生物というよりはシステムに近い存在だからです。
この十尾の復活を食い止めることが、ナルトたち忍連合軍の最大の目的となりました。
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まとめ
尾獣は、かつては恐怖の対象であり、里の軍事力として利用される「呪われた力」でした。しかし、うずまきナルトという一人の忍が、彼らを「化け物」ではなく「名前を持つ友人」として認めたことで、その運命は大きく変わりました。
一尾から九尾まで、それぞれの尾獣が持つ歴史と人柱力との絆を知ることで、NARUTOという作品が描こうとした「相互理解」のテーマがより深く理解できるはずです。
あなたはどの尾獣の能力やエピソードが一番好きですか?改めて原作を読み返し、彼らの歩んだ軌跡を辿ってみてください。

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