宍粟・播磨の城跡の「但馬・高取城跡(養父市大屋町)」
「但馬・高取城跡(養父市大屋町)」の書込一覧です。
新着返信
返信がありません
QRコード
但馬・高取城跡(養父市大屋町)
【閲覧数】468
2016年06月10日 12:46

 

但馬・高取城   養父市大屋町宮本字高取

 

 

 宮本集落の北側、宮本川の東岸(右岸)の丘陵頂部から南方尾根上に城郭群が張り巡らされている。三つの尾根の先端部にそれぞれ城砦を設けているが、高取城跡は、宮本川と明延川の合流地点に近く位置し、明延川沿いに走る県道6号線に接する。

 

 

 

▲高取城跡全景 県道6号線沿いにある

 

▲宮本城砦の配置図  高取城跡は西(右)端

 

 

▲宮本城砦群

 

 

 

高取城跡

 

 明延川と宮本川の合流地点に近く、宮本集落の北側で宮本川右岸に迫る山麓の西先端部(標高320m、比高40m)に位置する。 城主は不明である。尾根上を二つの堀切・竪堀で切断し、主郭(9.6m×22.4m)の下に二つの曲輪をもち曲輪間の高低差は5m~6m、切岸も明確で今もなお原型を留めている。宮本城砦群にあっては見張りに重点に置いた小規模な城郭である。

 立地場所は、播磨(宍粟市一宮町)に続く明延の街道と、宮本川に続く養父市建屋(たきのや)への街道の分岐点に位置し、二つの街道を押さえていたのであろう。

 

 参考:大屋町史

 

 

アクセス

高取城縄張り図 (着色加える) 大屋町史より

 

 宍粟市からでは国道29号線を北上し、途中一宮町安積で右折し県道6号線を走り一宮町富土野峠を越えて、大屋町明延、須西、門野そして宮本に至る。約1時間と少しの場所である。城跡は県道筋なのですぐにわかるはず。駐車場は宮本公民館が利用できる。御井神社方面(宮本川沿いの道)を少しばかり行くと右手にある。宮本城砦の探索はここから始まる。

 

 

▲御井神社案内板        ▲宮本公民館

 

高取城跡への登城口は都石塚の記念碑の右横から登っていく。登山道はなく、急崖で足場が悪いがすぐに登れる。

 

 

 

▲都石塚の記念碑 ここから登城する      ▲登城口 

 

 

▲上部                     ▲凹凸が見える

 

 

▲堀切(上部から)               ▲堀切(横から)

 

 

 

▲曲輪が小山状につづく

  

▲主郭の下の曲輪跡 主郭より広い

 

堀切から3つの小山状の曲輪を登っていくと主郭に至る。主郭の奥には岩塊がある。その先は高低差のある堀切が尾根筋を遮断している。その先は尾根筋が続き、高杉高城跡に続く。

 

 

 

▲主郭の先から下を見下ろす            ▲主郭              

 

▲主郭の奥の石のモニュメント 

 

 

▲主郭の背後に高低差のある堀切        ▲その先は尾根筋が続く

 

 

 

雑感

 

 この高取城は小規模で単純ながら造りはしっかりしていてお気に入りです。

山麓からは樹木に覆われて今は何も見えないが、中世・戦国期には明延川の街道からこの城の曲輪の段は直ぐに目に入っただろうし、背後の山全体が城砦としてにらみを利かせていたに違いない。特に播磨一宮町の富土野峠からの侵入を意識していたのではないかと思っている。

 

次回は城ケ腰城跡です。

 

 「関連」 但馬・大杉城http://shiso-sns.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=21500…5435 

※宍粟・播磨の城郭 http://shiso-sns.jp/community/?bbs_id=122

 


返信書き込みはありません。