宍粟・播磨の城跡の「安積城(一宮町安積)」
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安積城(一宮町安積)
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2010年11月22日 16:53

        あずみじょう

播磨 安積城跡 

 

   安積城(あづみじょう)は、宍粟50名山の一つ岩谷山(732.6m)の登山ルート途中にある「古城山(こじょうやま)」頂上に555mのぞろ目の標高の表示が立てられている。前の記録では557mとあり、平成4年の測量で修正があったのだろうか。

   山頂までに掘切り跡といくつかの郭と思われる削平地(さくへいち)が見られます。途中地籍図根三角点から木々の裂け目を通して揖保川と引原川の合流地点付近の安積橋からその下流域の閏賀橋さらに、その向こうに伊和神社社叢が見えます。頂上付近からの眺望はよくないが、西方面には波賀町日見谷あたりが、東方面には、深河谷と思われるの集落が木々の隙間から確認できます。

  因幡街道筋と三方方面の街道筋が一望できる要所に位置する中世の城跡です。安積保の公文職をもつ安積一族が14世紀から16世紀末にかけて居城し、後期は赤松氏の重臣としての働きがあったようです。

 

▼安積山展望台より周辺の山々を望む

 

 

 

 ▼安積城(古城山)の位置 

▼古城山頂上

▼頂上からの風景

▼古城山の中腹からの展望

 

「兵庫県の地名」の説明文を載せます。

 

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安積城 

 安積集落の北西、標高555mの山頂に築かれた中世の山城跡。安積瑞泉寺山(あづみずいせんじやま)城ともいう。

安積盛氏が元弘(1331~34)頃に築城したとされる(赤松家播備作城記)、当時の資料からは確認できない。元文16年(1547)と推定される11月日の大井祝陳状案(伊和神社文書)に「安積城退散之時」とあるが、詳細は不明。安積氏の居館は現在の安積字下モ加門田(しもかもんだ)にあったという。この館が元弘3年5月2日の大塔宮護良親王令旨がもたらされた「英積太郎兵衛尉館」であろう。安積氏は安積保の下司職・公文職を有する国人で、室町時代には赤松氏の重臣として活躍している。城は連立式に曲輪が続き、数カ所に掘切が残る。

(兵庫県の地名1999)

 

▼頂上手前の削平地・堀切

 

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【赤松家播備作城記】

 安積瑞泉寺山城 宍粟郡安積保

安積太郎兵衛尉盛氏又号出羽守 元弘年中(1331~34)居城

同平次右近将監盛兼同子相続

同伊勢守時冶同子也相続居城ノ所嘉吉元年(1441)落城也

安積備中守自文明元年(1469)再営之

同平四郎同子相続

同左近将監同子相続

同小次郎将監同子相続 天正年中(1573~92)破城

 

【播磨鏡】

安積構居 安積村

領主ハ安積将監 天正ノ比広瀬宇野幕下

 

【播陽古城記】

主ハ「英賀七郎 又上野重宗居トモアリ 「此所ヲ今ニ城村ト云」 宍粟 宇野日向守下野守弟ナリ

 

◇アクセス

   一宮町の安積橋をわたり、伊和高校の横の信号を右折し安積八幡神社に向かい、鳥居をくぐりぬけると広場に出ます。広い敷地の安積木材加工センターが左手に見えます。道の向こうの山麓につづく林道入り口に岩谷山登山口の表示があり、そこから中安積配水池前を通り10分ほど歩くと、次の案内板がありそれに従い、左の杉林に入って行きます。

そこを抜けると、次の案内板があります。これからが本番。急斜面では道がわからなく、木々の目印(赤テープ)のみが進む方向の道しるべになります。うすぐらい人工林を急斜面に足をとられないよう注意しながら登り切ると明るい尾根沿いの道が現れ、その先にやっと古城山(こじょうやま)に到着。ここまで約1時間。岩谷山は、目の前にあるが、名山ガイドによるとここからあと1時間を要すとあります。

 

※安積の小字を調べていると、古城山(こじょうやま)は小字に残る地名だとわかりましたが、この場所に安積城(安積瑞泉寺山城)跡としての城跡説明板がほしいものです。そして、岩谷山を「いわたにやま」は小字では「いわややま」とあり、なんらかの読みの変化があったようです。

赤松家播備作城記に書かれている安積瑞泉寺という寺名のついた山城と寺の関係、未知の部分が多い。

 

関連

・瑞泉寺城

http://shiso-sns.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=20578…;res 

※参考 安積の地名について

地名の由来「東市場・西安積・安積」をご覧ください。

 http://shiso-sns.jp/bbs/bbs_list.php?bbs_id=102&…t_key=7596

 

 「E-宍粟」支援隊そーたんs

 

 


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